日本に帰ります!

本日、ブッダガヤを離れ日本へ向かいます。

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慌ただしく過ぎていった、一ヶ月弱。

様々な出会いがあり、大変濃厚でした。



まず、ブッダガヤの変化を肌で感じることができました。
オフシーズンで大変静かな時期のはずなのですが、昨年より仏教徒や観光客が増えた印象を受けました。

特にインド人の観光客が増えています。

インド国内の所得が増え、旅行にお金を使えるようになってきたこと。
また、ブッダガヤがあるビハール州の道が整備され、旅がしやすくなったということが観光客が増えている要因みたいです。
また、各国のお寺が整備され、暑い時期でも滞在しやすい環境が整い、僧侶や信者さんの滞在する人が増えているようにも感じます。

そして、シーズンに向け至る所で新しいホテルの建築が進み、すでにあるホテルも増築、改築をしており、ブッダガヤがますます発展していくようすを見ることができました。


仏心寺にもシーズンオフで旅人が殆ど来ない時期ですが、ブログを見てくれている方が、ブッダガヤに戻った事を知って訪れてくれたり、仏教を勉強したかったと思い来てくださいました。

なにより、ほぼ訪れることがない日本の政府の方が訪れ、大塔を参拝されたことが、一僧侶として大変うれしく感じました。


少しずつでも、これからも生のブッダガヤ・そして仏教に触れる方が増えることを祈りながら、仏心寺の活動、そして、往復を続けていけたらと思います。


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スタッフの家は、バイクで1時間弱

仏心寺のスタッフは現在4人

その内の二人は、ブッダガヤから離れた村から来ています。
出稼ぎです。




その中の一人のスタッフが「一度村を見て欲しい」と言ってきました。

「どうした?」と聞くと
「村の様子を見て欲しい。」と。


ということで、スタッフのバイクにのって一路村へ。


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小雨降る中出発!

ノーヘル二人乗り。
インドスタイル。

舗装された道をブッダガヤから、スジャータ村を抜けてドンドン進んでいきます。

20分も走れば、周りは広大な地平線が広がります。
新緑の緑と、ずっと降っている雨の影響で、田んぼは水で満ちている状態。





所々点在する村を抜けて、地平線をみて、また村を抜けての繰り返しで進むこと50分ほど。

道はいつしか舗装された道から、泥だらけのぬかるんだ道へ。

水たまりを越え、泥にタイヤをとられて転ばないように進むこと10分ちょっと。


やっと村に到着。


到着するとすぐに人だかり。


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インドの人は、よく人を見る。
そして、近づいてくる。(田舎にいくほど)
興味があるモノには、すごく食いつきます。

言い換えると、大変素直なんです。
素直に思ったことが、表面(体)にでてきているのをいつも感じます。


そして、あっという間に周りを囲まれて、ガン見。。。

スタッフの家に入っていくと、全員ついてくる。
人数は30人ほど?

屋上にあがり村の一望する場所で見ていて、後ろを振り返ると、子供から大人まで人だかり。

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そして、全員無表情。。。
とにかくガン見。。。


まあ、珍しいのも無理がないと思います。
この村では、初外国人。
ここまで外国人が来ることはないでしょう。


でも、ずっとガン見もされるのもつらいので、困ったときの写真!
写真を撮って見せる、子供達が徐々に笑顔になり、大人達も笑顔に。。。
すると、「どこから来た」など質問攻めもはじまり、少しずつ打ち解けていきます。
最後は、自分を撮れとアピール地獄!

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このあたりも日本人と違うところですね。
そして、ブッダガヤとも違う。

何が違うのかというと、ブッダガヤの場合写真を撮ったあと高確率で言われる一言があります。

それは、

「マネー」

写真撮ったんだからお金をくれ!ということ。

でも、こっちではその一言がなく、撮った写真を見せると純粋に喜んでいる様子。




村の中は、大半が土塀の家。
もちろん、レンガの家もありますが、レンガの家は少数。
道ばたには、田んぼを耕すための牛や、ミルクをとるための牛が。

子供達は裸足。
井戸周辺は排水処理がしっかりされておらず、道に垂れ流し。
そして、ゴミだらけ。


少し村の写真をどうぞ。


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収入源は、稲刈りのみ。
仕事が少ない村では、若者は出稼ぎに出る人が多いようです。

ただ、どこの村でも見るんですが、昼から10人ほどが集まってトランプをしている男州の姿が。
かといえば、その横を田んぼから帰ってきたであろう、牛をつれて歩く男性の姿。



その周りで、子供達が学校に行かず遊んでいる。

「学校は?」と聞くと

「先生来ないし、教えてくれないから行かない」
「ちゃんと教えてくれる学校に行きたかったら、毎月数百ルピーださないといけない」

インドの田舎では、よくある話です。

実際のその現場を見るため、村はずれにある政府の学校へ連れて行ってもらいました。


学校に到着すると、外で走っている子供達が一斉に教室内へダッシュ。
1階建ての建物には、三つ部屋ありましたが、子供達は全員一つの部屋へ。

中に入らせてもらうと、先生が全員座らせて、急に出席を取り始めました。(この時点で12時過ぎ)
それも2日分。。。

他に先生がいないか聞くと、全員で4人だが、3人は来ていないと。。。

これが現実です。


あまり滞在してもよくないと思い、早々と帰りました。




ブッダガヤ自体は、様々な学校もでき、状況が大変改善されてきていますが、少し外れると変わらない状況がありました。
もちろん、すべての学校・先生がそういうわけではなく、途中しっかり外で生徒を並ばせて教えている政府の学校も見えました。

が、大半はひどい状況だということです。
あくまでもお金をもらうための手段。
先生全員がそういう状況なら、チェックする人もいないので、楽してお金がもらえるのです。



学校以外の状況では、村の中の人達は、大変痩せていたのが印象的です。
大人も子供も。
そして、牛もやせ細り、あばら骨が見えていました。

ブッダガヤで普段見ている光景とは違い、明らかに貧しいという状況が見て取れました。


ただ、笑顔で話しかけてきて、興味あるモノをじっとみて、面白かったら笑う。
そんな素直な村の人達の行動を見ていると、人間は本来こういう性格であって、生活が貧しいという苦しみはあっても、今をしっかり生きているという印象を受けました。



経済産業副大臣を案内

7月14日

日本の経済産業副大臣が、ブッダガヤを参拝されました。
日本の政府関係者の方が、ブッダガヤを訪れるのは大変珍しいと思います。


当日は、マハボディーテンプルの案内をさせていただきました。

1週間以上晴れることもなく、雨やぐずついた天気が続いたブッダガヤ。
それが、早朝から晴天!!
久々の真っ青な空。

暑いですが、気持ちいい天気の元マハボディーテンプルへ。

マハボディーテンプル内のお釈迦様にお供えをし、日本で起こっている天災で亡くなられた方、そして、日本の平和を祈りました。

その後、菩提樹・悟りを開いたあと一週間ずつ移動されたと言われる場所・3年前にテロが起こった場所・最近折れた菩提樹など案内しました。

菩提樹の下では、ちょうどタイ僧侶の方々がマイクを使いお経を唱えておられ、その横では瞑想をする仏教徒の方々という日本ではあまりないシチュエーションがありましたが、これがマハボディーテンプルの特徴であり、すべての方がそれぞれの言葉・お勤めの方法で、譲り合って祈っている風景は仏教の教え・平和の表しているとお伝えさせていただきました。


その後、マハボディーテンプルを後にし、まず一心寺という日蓮宗のお寺へ立ち寄ったあと、仏心寺にも立ち寄っていただきました。


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早朝にパトナというブッダガヤから3時間かかる場所からこられ、お昼には会議のため又パトナへ戻るという強行日程の中、ブッダガヤまで運んでいただけたことは大変うれしく思います。

そして、少しずつ日本の人達の目が、ブッダガヤへ向くことを祈っています。


最後は、護衛につかれた警察の人達と記念撮影。

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7月15日付けの写真にも掲載していただきました。


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マハボディーテンプル(大菩提寺)の菩提樹が折れた場所について、詳しい写真と動画

先日も書きましたが、マハボディーテンプル内にいくつかあるうちの一つ、敷地内右手にある大きな菩提樹が折れました。

一本まるまる折れたわけではなく、根元近くから分かれている内の太い幹一本が塔の方に向かって折れましたが、幸いけが人・塔へのダメージはありませんでした。


前回は暗い写真しなかなったので、昼間に写真と動画を撮ってきました。


動画





各部写真


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折れた箇所


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根元ではなく、途中からさけているのがわかります。


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ただ、折れた木の中をみると、空洞になっているので、弱っていたのが予想されます。


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マハボディーテンプルに向かって倒れており、しかも夕方、瞑想などで人が集まる時間帯だっただけに、けが人がなかったことが本当に不幸中の幸いです。




マハボディーテンプル内の菩提樹は、どれも大切にされていて枝を支える棒も作られたりしていますが、実際自然の木なので寿命もあり、古い木が多いので、このような事がこれからも起こる可能性が高いです。


木の下で瞑想をする人が多いので、安全面が心配でもあります。

マハボディーテンプルの,菩提樹が折れました。

ブッダガヤの象徴、マハボディーテンプル

別名、大菩提寺


菩提樹の下で悟りを開いたという話は、知っている方も多いと思いますが、今も菩提樹が大切にされており、一本だけではなく、塔の周りにもたくさんあります。(何度も枯れたりしているので、その時代の木ではないですが)




昨晩、マハボディーテンプルにお参りに行くと、なにやら騒々しい雰囲気。

近づいてみると、菩提樹が半分に避けて倒れていました。

倒れたのは、メインの木ではなく、塔に向かって右側にある巨木。


塔側の半分がさけ、等に向かって倒れていました。


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幸い塔にはダメージはないようでしたが、木の周りにあるストゥーパと呼ばれる人間の身長の二倍ぐらいのモノに直撃しており、押しつぶされた感じで壊れていました。

あともう少し木が大きく成長していたら、塔へのダメージもあったともいますが、不幸中の幸いです。

また、けが人もでず、これがもしシーズンの出来事だったら、人がたくさんいたときに起こっていたらと思うと、ゾッとします。。。


周りでは僧侶や仏教徒が集まり、折れた木の葉っぱや枝をもらって、それぞれのお寺に持って帰っていました。


日本でも、自然災害で大変になっているとニュースで見ています。

自然の怖さ、すごさ、偉大さを感じずには入れない今日この頃。

比較的思い通りになるようになってきた時代かもしれませんが、それ以上に自然は人間の力が及ばない、思い通りにならないものんだんと思います。

だからこそ、祈るという行為が大切であり、人間のできる最大限のことなのかと思います。