ブッダガヤから「Too hot」 とLineが届く

こんにちは。

しばらくブログ更新が滞っていました。
現在は、日本に帰ってきてますが、6月中旬にいったんブッダガヤに戻ります。


今ブッダガヤは一番暑い時期といわれており、現地の友人から届くLINEには「too hot」の文字ばかり。
ブッダガヤの友人僧侶達も、ブッダガヤを離れ自国に帰っていたり、他の場所に移動している方々が多いです。(私もそうですが)


暑くなるにつれて人間や動物の行動も変化していきます。


買い物も日が出ている日中は、避ける。
ピクニックなどは、日が落ちてから。
日陰には、人が集まる。
動物たちも暑さで動きがゆっくりになり、日陰で休む



ブッダガヤと日本の習慣の違い

日本では暑くても頑張って働く!ということが当たり前ですが、ブッダガヤでは、暑いから休む・ゆっくりするということが成り立ちます。

気温は日本の比ではないですし、クーラーがどこでも完備されているわけでもなく、停電も頻繁におこる場所ということも、日本のような考え方にならないいくつかの要因ですね。

お寺のスタッフも、朝来ない時があります。
また、昼間どこかに消えてしまう場合も。(特に食後)

「どうして朝遅くなったのか?」と聞くと「暑かったから」や「昨日の夜暑くて寝れなくて」という返事が普通に返ってきます。
また、お昼間もお寺内を消えたスタッフを探すと日陰やベットの上で寝ていることもしばしば。。。
起こすと「暑いから眠たい」と言うときもあれば、「なんで起こすんだ!」と睨まれ逆ギレを起こすときも。


「郷に入れば郷に従え」という言葉がありますが。。。


ただ、人間として考えると、暑いから休むというのは、自然の考え方なのかと考えさせられます。
 



th_13年07月03日122949 

※夏の菩提樹の葉
 青々として綺麗
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知恩院発行の月刊誌で、インドの写真連載が再スタート

関東では、桜が満開になっているようですが、関西ではまだまだ寒い毎日。
日差しが暖かくんっても、風が大変冷たく感じます。

一方で、インドでは熱波がきているようで、日本で言う高温注意方のようなものが発表されていました。
例年より5度以上気温が高く、異常気象というのか、気候の変化が地球規模で起こっていることを実感します。



話は変わりますが、インドとの往復の中で普段撮りためている現地の写真。
毎回数千枚以上になります。

ブログにも活用していますが、今回

浄土宗総本山知恩院が発行する月刊誌「知恩」でのインド紀行の連載が始まりました。

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https://www.chion-in.or.jp/02_sanpai/han/shinko.php

HPを見ていただくと、下の方に名前と共に「インド紀行」と書いてあります。


4年ほど前にも2年間連載を行っていましたが、このたび再スタートさせていただくことになりました。

インド・ブッダガヤを訪れる人が少なくなる中で、少しでもインドやブッダガヤに興味を持っていただけるように頑張って書いていきたいと思います。


大黒天、マハーカーラとシヴァラトリー

2月25日は、インドは、「マハシヴァラトリ」

シヴァラトリとは、「厳粛な夜」という意味

インドのシヴァという破壊と再生の神様のお祭り。
シヴァパールヴァティが結婚した日と言われています。

そして、20日から行われていた、チベット仏教の法要、マハーカーラの最終日でもありました。

一見信仰されている国も違うので、共通点がないように感じるが、実はマハーカーラは、シヴァの別名とされています。

そして、
マハーカーラの意味は、

マハー=大いなる
カーラ=闇

これをあわせて、マハーカーラは「大黒天」とも言われています。

インド、チベット、日本とつながり祀られているのは、大変興味深い話です。


「マハシヴァラトリ」は、毎年前日から強い風が吹くのが特徴ですが、今年も変わらず、前日から急に強い風が吹き始めました。
この辺りがインドの面白いところで、毎年お祭りの日付が変わっても、ちょうど風が吹く。
インドの不思議な部分です。


話をチベットのマハーカーラに移すと、チベットの今年のお正月が2月27日で、その前に一年の邪気を払うという意味もあるようです。


今回、この法要の際、舞台上で兜を飾ることがきまり、その後ろに置く屏風を日本で探して送って欲しいというお願いがあり、その手配をしたこともあり、会場へ足を運びました。



当日、写真撮影などは一切禁止でしたが、インターネットを通して世界中へ生配信されていました。
そして、それらはすべてyoutubeで保存されており、いつでも見ることができるようになっています。
伝統は壊さず、最新の機材を利用して仏教を伝える努力されていることを感じます。



法要前に会場へ入ることができたので、その時の写真を貼り付けておきます。

観客席からステージ
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ステージから、観客席
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舞台の本尊、釈迦牟尼仏
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そして、手配した屏風

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当日は、会場を埋め尽くす僧侶と世界中から集まった信者さんで溢れていました。
僧侶だけでも数千人。。。
信者さんで多い国は、やはり台湾。
そして、近年増えているのが中国の信者さん。
チベットを弾圧している中国の信者さんが増えているというのも、おかしいことですが。


スピーカーを使い、重低音のお経が響き、太鼓やシンバルのようなものを鳴らして、それに合わせ、カラフルな衣装をきた僧侶たちが踊り続けます。

動画でどうぞ






それぞれの国の伝統的なお祭りが、一箇所で体験できるのも、ブッダガヤの魅力です。




学校の子供たちへ、歯磨き教室

昨日、学校の子供たちに対しての、歯磨き教室が行われました。


教室を行ってくれたのは、日本のNGO団体、AMDA
http://amda.or.jp/

救える命があればどこまでも

という精神を元に、世界各国で支援活動を行っておられ、ブッダガヤ内で、様々な活動をされており、主に産後の子供のケアなどを行っております。

実際の歯ブラシを使い、歯磨き粉をどれぐらい使うのか、何回磨くのか、どのように磨くのかなど、丁寧に伝えてくださり、最後は、毎日しっかり磨くことを約束して終了。


たまたま、選んだ歯磨き粉が塩味だったため、子供たちには、大変苦い?酸っぱい?体験となりました。

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ブッダガヤの近況。各国の仏教徒の様子

この時期ブッダガヤは、「シーズン」と言います。

そして、2月後半になると「あと数週間でシーズンが終わる」とも言います。



11月からブッダガヤのシーズンが始まり、まずテーラバーダ(上座部仏教)の国々の仏教徒が増え出し、それと同時に、五体投地というチベット仏教の修行を数ヶ月で、数十万回行う人々も集まり始めます。

菩提樹の下ある広場では、順次各国・各お寺・各宗派の法要や短いお勤めが毎日行われます。
ツアーで来た人達も座って、お勤めやお供え物をし、僧侶の法話を聞いて帰られていきます。
もちろん、瞑想するグループもたくさんあります。

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毎年12月2日〜13日は大法要、Tipitaka chantingが行われます。
テーラバーダの全仏教国の僧侶、信者共に集まり、 Tiptakaという三蔵のお経を唱えるという法要。
大規模な法要で、各国の豪華なブースが作られそれぞれの国の言葉で、同じお経を毎日朝から晩まで唱えます。昨年は、僧侶だけでも4000人以上が集まりました。




その法要が終わった後も随時、各国のグループが菩提樹の下で法要を行い、僧侶を招き、衣や毛布、帽子からお金までお布施をしていきます。
また、菩提樹の下で、出家式(お坊さんになる儀式)を行うグループもあります。




12月中旬からは、チベット仏教の4宗派がそれぞれ順次、モンラムという法要を行い、それに参加するチベット人やチベット仏教を信仰する海外の信者たちが集まり、ブッダガヤはチベット仏教一色に。

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その頃が一番ブッダガヤは冷え込み、ブッダガヤの人々の中で「チベット人が寒さを運んでくる」という言い方があり、実際に法要が始まると一気に寒さが来るので不思議です。

マハボディーテンプルも、小豆色の衣のチベット僧や、伝統のチベットの衣装を着た人々であふれかえり、至る所からマイクを使った大音量でチベットのお経が響き渡ります。







そのすべての法要が終わるのがだいたい2月中旬から末頃。

この時期になると気温もどんどん上がり、昼間は半袖で過ごせるような天候に変わります。
暑さに伴いチベット仏教関係者が一気にいなくなり、また、テーラバーダ仏教色に変わり、その後少しずつ仏教徒が減りはじめ、3月末には各国の仏教徒がほぼいなくなりまる。

それ以外の4月〜10月は、シーズンを知っている人からは想像できないぐらい静かなブッダガヤです。


シーズン中は、開門の朝5時〜閉門の夜9時まで、常に人で溢れかえり、昼間は、座る場所がないぐらい人が集まり、メインの本堂の中に入るには、1時間以上並ぶことも。
歩くときは、肩と肩が当たりる時もしばしば。

瞑想をするグループ、座ってお経を唱えるグループ、歩きながらお経を唱えるグループ、五体投地をする人、マに車を回す人、静かにお経の本を読む人。
それぞれが、それぞれ気に入った場所で、自由に自分の修行を行っていく。
お互い譲り合い、尊重し合い、協力し合い、共に修行をする・法要をするスタイルがブッダガヤ、マハボディーテンプルの姿です。

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マハボディーテンプル周辺にある各国のお寺でも、たくさんの法要が毎日行われます。
特に多い国は、タイ、スリランカ、チベット、ミャンマー。
タイに関しては、近いと言うこともあり、毎日たくさんのバスで信者さんが訪れ、現地の僧侶を呼びたくさんの徳を積んで帰ります。
もちろん、修行も欠かさず、マハボディーテンプル夜閉門ぎりぎりまで、ツアーのグループで瞑想している姿もよく見かけます。

近年は、チベット仏教が世界中に広がっている影響もあり、西洋諸国や、アメリカ、カナダ、ロシアなどの人々が増えています。

ブッダガヤにいると、仏教国の状況や、信者さんの様子がよくわかります。


そして、残念なことに、日本の仏教徒はほぼ来ないという状況ということも。

もちろん、この場所にきておつとめをしたから、修行をしたから偉い・すごいというわけではないですが、仏教が始まった場所、お釈迦様がこの場所を選び、悟りを開いたという尊い場所に足を運び、観光として見るだけではなくに、修行をしていく、お経をゆっくりというということは、一仏教徒として経験しておくべきではないかと感じます。



チベット仏教では、この場所で修行をするこ、法要に参加することは、ほかの場所で同じ事をするより数十倍の効果がある。

テーラバーダ諸国の仏教徒は、この場所はやはり力がある場所、平和な場所、なによりお釈迦様が選んだ大切な場所といいます。

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すこしでも、ブッダガヤに巡礼にくる日本仏教徒が増えることを祈っています。