ダライ・ラマ法王到着!法話会は、1月2日〜6日。誰でも参加可能(事前登録必要)
世界的に影響のある方の生の声を、仏教の聖地で聞くことができるのは、なかなかない機会ですから。
Ullanbana Festival(盂蘭盆会)
Ullanbana Festival(盂蘭盆会)
9月5日
前回の日記に書いたサンガダーナに参加するため、マハボディーテンプルへ。
朝9時に集合なので10分前に行くと、約100人近くの僧侶が集まっていました。
祭壇には、Ullambana Festibalと書かれており、日本の盂蘭盆会の法要でした。
(招待状には書いてなかった)
メインオーガナイザーは、ベトナム、ハノイからきた信者達。
それを、ブッダガヤにいるベトナム僧侶が、準備をして行われた法要でした。
信者さんから来た僧侶への挨拶
テーラバーダのお勤め
チベットのお勤め
ベトナムのお勤め
と続き、最後は信者さんのお勤め。
そのお勤めがなんと、チベット仏教のお勤めでした。
ベトナムは、上座部仏教と大乗仏教、両方存在する唯一の国というのは知っていましたが、まさかチベット仏教のお経を唱えるとは思わず、驚きました。
法要の最後には、BTMC(大塔管理委員会)のチーフ僧侶、チャリンダバンテ(バンテとは僧侶のこと)から信者さんへ一言
「テーラバーダ仏教では、今回のUlambana chantingはありません。
ただテーラバーダ仏教では、布施をするための法要を行います。それと同じような意味だと認識しており、親の為・先立たれた人の為に法要を開き、布施行を行うことは大変重要なことです。そこで得られる徳を大切にしてください。そして、布施ができることが大変ありがたいことだと認識してください。」
といって法要の締めの言葉とされてました。
その後は、場所を移動し参加している僧侶全員に食事のダーナが行われ終了。
ブッダガヤにいていつもすごいと感じる事は、やはり布施行を熱心に行う信者さんたちの姿です。
自分の国から遠く離れたブッダガヤまできて、布施行を行う。
一番の聖地で行うことで、いつも以上に徳を積むことができ、自分の来世に繋がると言うことを心か信じて行っている姿は、見ているだけでありがたく感じます。
その気持ちを受け取り生活をしている僧侶。
自分自身がどのような気持ちで僧侶として生きていくのか。
どのようなことをしていくのか。
毎回考えさせられます。
サンガダーナの招待状が届きました。
カップルで二人乗りをして訪れるカップル
毎年増えているので、これも経済発展が進んでいる証拠のように感じます。
その尼僧さんは、仏教を勉強するためにブッダガヤの近くマガダ大学に通っており、5年が過ぎた方。
といって、時間や場所が書かれたカードをくれました。
そういうと、次はブータン寺に行くからと言って、忙しそうに移動して行かれました。
明日の朝9時から、世界中の僧侶・仏教徒とお参りをしてきます!
初転法輪とVassa(安吾)の日
グルとは、師匠という意味、
プルニマは、満月という意味です。
7月8日に向け、タイ国営のお寺には200人以上の僧侶が集まり、夜にはマハボディーテンプルでは、キャンドルオファリングをして、お祝いを行っていました。
満月には、毎日行われるBTMC(大塔管理委員会)のサンガダーナももちろん行われ参加してきました。
今回集まった僧侶は、86人
その時は、サンガの許可を得て最大一週間他の場所へ行ける」
成道会 in Bodhgaya
お釈迦様がブッダガヤの地で悟りを開いた日。
明けの明星(朝方、金星が輝く時間)
に悟りを開いたと云われている。
その時間に合わせ・・薄暗いマハボディーテンプルへ。
空を見上げると、薄暗い空に月が浮かぶ。
昨夜は満月だったということもあり、ほぼ丸の月。
マハボディーテンプルに到着すると、
塔の横に月と薄明るい空の風景が
なんとも言えない雰囲気をかもし出しています。
ちなみに、12月8日が成道の日というのは、日本だけです。
他の国は、5月に祝う場合が多いです。
本尊にお参り。
その後、菩提樹の下で暫し目を閉じて座ってみました。
周りを見渡すと、早朝からたくさんの参拝者が!
瞑想をする人、本を読む人、お経をあげる人、
塔を回り続ける人
鳥がピーピーと鳴く、それに合わせお経が聞こえる。
冷たい空気が肌を刺激し、心地よさに自然と背筋が伸びる。
そんな中、
「お釈迦様がこの場所に座り、
この場所で多くのものを感じ、
この場所で悟りを開いた。」
ことに思いをはせました。
ブッダガヤにいる縁、
ここで出会う人との繋がり、
様々な目に見えない中で生きている私自身。
なのに、それを忘れつつある日々の生活。
様々なことが頭をよぎっていく、
感じるということの大切さがフト浮かび、
頭がスーと軽くなったように感じました。
その後お寺に戻り、
宿泊者(台湾人、ブラジル人)とお祝いのお勤め。

10時からは、学校の子供達と勤行。


11時からは、隣の日本寺で各国の僧侶が集っての法要。
バタバタと過ぎていった成道の日。
毎年、ここに居ることが当たり前!。
一仏教徒としては、そんな贅沢な事に、
感謝の気持ちがわいてきました