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2010.12.12

数日前ですが、インドでテロが起こりました。

バナラシ(ベナレス)のガンジス河の沐浴のシーンでよくでてくる場所です。
ヒンドゥー教徒にとっては一番の聖地です。

原因は、イスラム教との宗教闘争です。

こちらでは、よくこのような事が起きます。
日本ではあまり報道されませんが、毎月と言っていい程、
警告や犯行声明が出ます。

日本人から見れば、ものすごく危険な国だと感じます。
でも、インド人からすると、日本の方が怖いと言います。

なんでか。

インドで起こるテロは、宗教施設・お寺を狙ったりする。
つまり、宗教に関することが多いのです。
また、目的があって行なわれます。

だが、日本では理由のない不特定の人を目標にする殺人がある。 
インドの人にしてみれば、逆にその様にいきなり殺される事の方が怖い。
道を歩いていて、いきなり車に轢かれる方がよっぽど怖いと言われました。

どちらのしても怖いです。人を殺すことは悪いことなんです。

人を殺す事に対して、処変われば、とらえ方も違うということが解ります。

ブッダガヤは、田舎なので狙われる確率はほぼないと言っていました。

2010.12.11

暑かった日から一変して一気に寒くなったインド・ブッダガヤです。

部屋の中では、足の先からじわじわと冷えてきます。
朝晩寝るときは毛布、セーターは欠かせません。

本当に寒いです。

日本だったら、暖かいお風呂に入るか、温泉に行き身体を温めるのですが。
ここはインドです。

お風呂なんていう習慣はなく、基本はシャワーです。
貧しい人は、道端の水道で水浴びをしています。

これだけでも日本と違います。
もっと違うのが、インドでは朝にシャワー浴びるんです。

朝起きてシャワーを浴び。そして、ご飯を食べる。
特に今の時期は、夜浴びると風邪ひくと言われます。
でも、夏でも朝に浴びています。

日本とは、ほんとに生活リズムが違います。

2010.12.09

ここ3日、しとしとと雨が降ったりやんだりしていたブダガヤです。
今日は綺麗に晴れました。

青空


綺麗な青空で、夏の空のような印象でした。
空って広いんだと実感。
日本の都会はビルがあったり、山があったりで空は遮られます。
ここは、高い建物ないので、どこからでもスカッと広がって見えます。

晴れると日差しが強くなります。
野菜の買い物に出かけたら長袖のTシャツでは汗かきました。

こちらでは、野菜はキロ単位で値段を教えてくれます。
日本人だと1個と勘違いしてしまう場合がありますが、1キロの値段です。

今日買ったのは、キャベツ・ピーマン・中華菜?・ねぎ・ライム・なすを、
キャベツは1玉、後の野菜は500グラムずつ購入。

全部で、50ルピーちょっと。
日本円で、100円程です。

安いの一言です。

けれど、こんなに安い野菜でも少ししか買えない人たちも多い。
一日一品目しか食べれない人たちがいるのも、また現実です。

2010.12.08

本日は、お隣の日本寺で成道会という大きな法要がありました。
12月8日は、お釈迦さまが悟りを開かれた日です。
この、ブダガヤの地でです。
2500年前に悟りを開かれ、それが今まで継承されていることに、想像を絶します。

世界中の人たちが、熱心にお祈りをして信じ、心のよりどころにしている。
それは、お釈迦さまも大変喜んでいるはずです。
日本では廃れてきている仏教。でも、日本を出ればたくさんの国の人達が信仰している。

話は法要に戻します。僧侶として法要への招待を受けたので、参加してきました。
法要には、チベット・タイやインドの僧・もちろん日本の僧侶も参列しました。
日本の僧侶は、駐在の僧と日本から来られた僧がおられました。

お勤めは、それぞれの国の僧侶が順番に行い、最後に日本が行い終了。
言語やお勤めの仕方は全く違います。
それでも、皆が一緒に手を合わせてお祈りをしていました。

違う部分があっても、僧侶として一緒に並び一緒に手を合わせる。
変なこだわりをもたず、お経だから同じ僧侶だから、それで良いのだと感じました。
これは、一つの平和の象徴であるとも実感しました。
そして、その中に居れたことは大変貴重な体験でありました。

法要の後は、サンガダーナといって、食事がふるまわれて終了です。

日本では見かけない法要の形ですが、国などにこだわらず、
仏教徒として同じように手を合わせるということが、
本当に大切だと実感しました。

2010.12.05

本日は、近くの日本人とブラブラ、カメラをもって散策してきました。

通りにはホテルが立ち並び、一歩路地に入ると違う光景が広がっているブダガヤ。
そこには、見渡す限りの地平線が広がっています。

地平線


田んぼや畑が広がり、その先は地平線です、
世界って広いんだと身をもって実感します。

歩いていくと、野菜を植える準備をしている人がいました。
牛二頭に木で作った棒(鋤)をつけ、牛にひかせて土をおこしていきます。

牛


牛2


日本でも昔はあった風景です、実際生で見る機会はそうないと思います。

その先では、女の人たちが脱穀を手作業で行っていました。

写真をとっていたら、一言
「パイサー」
ヒンドゥー語でお金という意味です。

写真撮ったからお金ちょうだいというんです。
しかも、満面の笑みで。

何でもお金に結びつくところが、なんというか複雑な気分でした。
もちろんあげていませんよ。

そんな会話がありながら歩いていくと小さい村がありました。
その家の一つの写真です。

村の様子

どう思われるかは、お任せします。

こんな感じで2時間近く散歩をしてきました。
のどかな風景で、風の音が聞こえました。

2010.12.07

明日からチベットの大きな法要が約2週間始まります。
今、ブッダガヤは泊る場所の争奪戦になっております。

日本で言えば、小さい町に何千人という人が一度に集まり宿泊をします。
仏心寺にも、今日5人以上の人が部屋がないかと尋ねてこられました。

仏心寺も部屋の予約が入っていて満杯の状態です。

「部屋が見つからない。」とみんな困った顔をしている。
泊めてあげられないのが大変つらい感じです。


夜になて、昨日到着したアメリカ人と話す時間ができました。

6年前から毎年ブッダガヤに来て、チベットのお勤めに参加しておられます。
ただ、持病もお持ちのようで、南インドでアーユルベーダの治療も受けておられます。

いつもは、もっと中心地に当たる場所に泊っていたみたいです。
(仏心寺はちょっと外れになります)
毎年値段が吊り上がっていく上に、埃ぽくうるさくてゆっくりできなかったそうです。
この場所は、本当に素晴らしいと言っておられました。

いつも言うように、ブッダガヤの道は大変ほこりが多い。
車が通ると砂を巻き上げます。そして、クラクションも聞かない日はありません。

いつも、部屋でメディテーションをしたくてもできず、疲れて帰ったそうです。
今回は、静かな部屋の中でゆっくり落ち着いて泊ることができる。
ブダガヤで、こんな処に泊ることができたのは奇跡だと言ってくださいました。

「気が早いですが、来年も来ますから予約はいつからできますか?」と・・・・

こんなに心から喜んで、満足してくれる人が少しずつ増えてきている。
今、肌身でもって実感します。
そして、それが広がって行きつつあることも実感できます。
お寺として、安心して泊まれ、落ち着ける、そのことを第一にしたい。
安い宿代だけの喜びではなく、この様な心からの喜びが本当にうれしいです。

2010.12.06

こちらブダガヤも、本当に寒いです。
じわじわと冷えてくるので、体がなんとなくだるい感じがずっと続いています。

日差しは暖かいのですが、それでも家の中や日陰は本当に寒いです。
暖かい時期が恋しいです。
1月の終わり頃には、大分暖かくなるので一カ月ちょっとの辛抱。

ただ、周りの家を見てみると、隙間だらけの家は当たり前です。
入り口の戸がない家もあります。
寒いからといって、厚着ができない人たちもたくさんいます。

今この時刻に、そういう人たちも生活をしているという現実があります。

私の部屋には、ドアがある。
壁に隙間はなく、毛布にくるまって寝ることが出来ます。
申し訳ない気持ちがします。

2010.12.2

バイクの青年が、朝からお寺に来られました。

昨日と同じく、日向に椅子を並べ、暖かい日差しの中お話をしました。
本当に、インドの日差しは暖かく助かります。
日差しの恩恵を、肌身を持って感じることができる、日々であります。

インドの良さや日本とインドの違いについて話しました。

インドの魅力は、何といっても信仰心の根強さ。
子供から大人までお祈りをしっかり行います。
これは、インドに限らずどの国の人も信仰心を強く持っていると感じます。
ここブダガヤでは、仏教の聖地という場所柄もあるかもしれませんが。

子供の笑顔。
子供の笑顔はすごいです!
満面の笑みで笑います。
こればっかりは、日本ではあまり見れないように感じます。
貧しくても、お金がなくても、服が汚くても、怒られても笑っています。
たまに、怒られても笑っているので、少しは反省も必要だと感じますが。

心のゆとり。
日本では、電車が10分も遅れたら大問題です。
インドでは、1時間は当たり前です。
2時間でも平気です。
おしゃべりしたり、新聞読んだり、つわものはずっと座ってます。
この辺は、やはりなるようにしかならないという精神。
もしくは、物事を受け入れる・受け止める精神でいるのだと感じます。

まだまだ、言い出したらきりがないです。


彼は、ビザが切れるために、海外に一回出るのでバイクを置いていきました。
また数週間で戻ってくるということです。


去り際に、
「本当に、ここは落ち着きますね。静かで綺麗で、安心して居れます。」
と言ってくれました。

うれしい一言であります。

一人でも多くの人に喜んでもらう。
また、その思いを自分だけでなく、他の人にも伝えてほしい。
いつも、そう思っています。

2010.12.1

あっという間に12月です。
今年も、残すところ後1カ月。
自分ができることを、しっかりやっていきたいと思います。


今日は、日本人の旅行者がお寺にきました。
しかも、バイクに乗って。

初めは、電車などで廻っていたのだが、途中からバイクを購入して旅行をしている人です。
年齢は21歳。
インドは、もう10カ月近くと、ベテランの人でした。

ちなみに、バイクの値段は28,000ルピー。
56,000円ぐらいです。
もちろん中古です。
錆過ぎて、日本では廃車になるような感じです。
インドでは、まだまだ現役です。

話を聞くと、日本で売っている地図では載っていないローカルな街に行き、
その土地をゆっくり楽しみながら廻っている。
大変うらやましく感じました。

ただ、インドの交通状況を知っている人なら分かると思いますが、
デリーでは3車線の道に5台ぐらいの車が並び、少しの隙間をバイクが走り抜けて行く。
そんなところを運転される勇気はすごいと思います。
日本のバイクのすり抜けは可愛く感じます。

インドでは、間違いなく、自分はレーサーだと思っている人がたくさんいます?。

クラクションを聞かない日は、一日もありません。
クラクションが聞こえないほうが不思議に感じます。

いろんな話をしていて、気付いたら2時間が過ぎていました。
こちらは寒いですが、日差しが当たると暖かいので、日向に椅子を並べて話をしています。

彼の、印象に残った言葉は、「流れに身をまかせる」
そして、「信仰心をしっかり持っている姿が素晴らしい」でした。

やはり、一つ一つを受け止めていくことが大切だとて再確認しました。
心に、信仰心という変わらないものを持っておくことは必要だと実感しました。

インドで、同じようなことを感じている人に会えたことをうれしく思いました。

2010.11.30

朝、お勤めを済ませ部屋に戻って一服をしていた。
すると、目がほぼ見えない男性がお母さんとやってきた。

話を聞くと、今ブッダガヤでは目を専門で見る臨時の病院ができている。
そこに何回も行くが、看護婦さんにいつも追い返され、医者が見てくれない。
一緒に行って、見てくれるように言ってほしい。
あなたが一緒なら見てくれるはず、と言うのです。


病院に行くと、たくさんの診察を待つ人の行列が、何百人という状況でした。

ヒンドゥー語はまだまだなので、スタッフにも一緒にいってもらう。

看護婦さん見てほしいというがここでは難しいといわれる。
それでも一度、お医者さんに見てもらいたいと言うと、
ちょうど先生が奥から出てきて、かけよって見てくれました。
けれども、先生は首を横に振るばかりである。
ここでは無理。もっと大きな病院へ行き、手術をしないと治すことはできない。
と言われました。

今は、薬のお陰で少しずつ目が見える状況にはなってきている。
でも、きれいに治すには手術が必要ということでした。

その費用にしても、物価が安いインドでも大変な金額になってくる。
大変むずかしいことであります。

現状を考えて、いろんな人と相談し、再度病院で診てもらうということになりました。

私たちには、少しの支援は出来るのだが、まとまった支援となると難しい状況であります。
日本からの支援があって成り立っている仏心寺です。
その支援なしではこの場所は成り立ちません。
宿泊された人や現地の人たちから、喜びの声がたくさんきけます。
これも支援をしてくださっている人がいるからこそ聞ける声であります。

少しずつでも皆さんの支援が集まることを願ってこのブログを書きました。

是非よろしくお願いします。