2010.12.24

本日は、クリスマスイブ。
ブッダガヤは、相変わらず普段通りの雰囲気でした。
ただ、仏心寺ではクリスマスイブだからと、台湾の宿泊者が子供たちに
ご飯とチョコレートをふるまってくれました。

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毎日、新聞には日々野菜が高騰している事が取り上げられています。
特に、玉ねぎの値段が高騰しています。
玉ねぎは、インド料理では欠かせない存在です。
値段が上がって、買えない人たちがたくさんでています。
実際、ブッダガヤで食事の風景をみると、
野菜がほぼないカレー味の汁をかけているのをよく見かけます。

なので、今日はふんだんに野菜を入れました。
それだけでなく、付け合わせの野菜も付けました。
日本では普通の感じに見えますが、こちらでは豪華なカレーとなりました。
たまたま来た日本人の旅行者にも食べてもらいました。
「おいしい」と喜んでくれました。
野菜の甘さがたくさんお汁に出ていて、それを吸ったお米がまた大変おいしいです。

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子供たちもたくさん食べ、自分で食べたお皿をキッチンの裏に洗いに行きます。
洗い終わって、ロビーへ戻ってくるときに、台湾の人がチョコレートをわたしていきます。
子供たちの反応はそれぞれ、喜ぶ子もいれば、「何んで貰らえるの?」
という不思議な顔をする子もいました。

台湾の人たちも終始笑顔で、本当に子供が好きで、
心からされているというのが伝わってきました。

少しでも小さくても、出来ることを出来る範囲でしていく。
自分だけでなく、みんなで笑顔になり、みんなで喜びを共有していくということ。
そんなことを実感しながら、おいしくご飯をいただきました。

クリスマスとは違う雰囲気ですが、いいクリスマスになりました
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2010.12.23

本日は、特別な人と会う機会がありました。
昨日の法要は、ゲルク派という派で、カルマパという方がトップです。
カルマパは生まれ変わるので、そのカルマパが亡くなると、
次は生まれ変わりの子供がカルマパになります。
子供が、いきなりトップになる訳です。
勉強もまだまだなので、それを指導する人がいらっしゃいます。
いうならば、トップの指導者さんです。
名前は、ケンチェン・トラング・リンポチェ師

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仏心寺に写真家さんが宿泊しています。
この人が、いろいろ話をしてやっと会うきっかけができました。
その時、仏心寺という小さいお寺に私が居ることを話してくれました。
それで、私にも会ってくれることになりました。

夜の9時に、その方が泊っているホテルへ。
部屋に入ると大きなソファーがあり、その方はそこに座っておられました。
独特の雰囲気が部屋の中に漂っています。
周りでは、お付きの方が帰る準備を忙しくしています。
そのソファーの前に大きなカーペットが敷かれ、
写真家さんは、そこに座り話を始めました。
「仏教のドキュメンタリーを作りたいので、自分の作った作品をみてほしい。」
「いろんな法要などで、写真を撮る許可をほしい」という話でした。
その後に、挨拶をさせてもらい、少しの間ですがお話をさせてもらいました。

初めにも言いましたが、独特の雰囲気があり、少し怖い感じもうけましたが、
口を開くと柔らかい話し方で終始笑顔で話をされ、あっという間20分でした。

お土産に、お経が入ったストラップを用意してくださっていました。
帰りに、法要記念の本にサインを書いていただきました。

宿泊者の人にこのことを話すと、「20分も会ったなんて奇跡!」
「普段は2~3分も居ればいいぐらいで、すぐ帰らされてしまう」と。
チベット仏教への知識は本当に少ないです私です。
正直、名前も聞いたことがない方でした。
でも、一目ですごい方というのは伝わってきました。

貴重な機会ができて本当に幸せでした。

少しは、日本の僧侶がブッダガヤに居るんだということを、認識してもらえたかな。

2010.12.22

よく日記に書いていた、チベットの法要が今日最終日でした。

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夜、大塔のお参りに行くと、セレモニーが行われていました。
ロウソクを灯し、庭や階段などに座って多くの人がセレモニーを眺めています。
ロウソクの灯りって暖かくていいですね。
中には、iphoneのアプリを使いロウソクを灯している人もいました。
時代は進んでますね。


セレモニーでは、いろんな国の人がお経や歌を発表していきます。
残念ながら、日本の発表はありません。

そんな中、西洋人の発表が始まり、びっくりしました。
『Silent Night サイレントナイト/ 清しこの夜(きよしこのよる)』
が、大塔の中一杯に大音量で流れました。

仏教の聖地でその選曲は・・・・。

多分、この場所であの歌は一生聞けないと思います。
ある意味貴重な経験でした。

2010.12.21

 本日は、満月でした。
日本のニュースで皆既日食がでていました。
こっちでも見れるかと思って期待していましたが、
全く気配もなく、大きくて丸い月が出ていました。
毎日、雲ひとつない空です。
夜は綺麗に月が見え、月の光が降り注いでいます。
本当に明るくて、いつもならライトが必要なところも綺麗に見えました。

せっかくなので、大塔へ行き写真を撮ってきました。
こちらでは、満月は大切な日です。
大塔の到る処で五体投地をしたり、塔の周りを歩き回っていたり、
いつも以上の人がお祈りに来ていました。

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明日で、チベットの大きな法要が終わります。
その準備をしていて、祭壇が作られています。
お経の本だと思いますが、大切に祭られていました。

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他にも、小さいカップに花を浮かべたのが沢山お供えされていました。
特別な日、というのが見た目も雰囲気からも伝わってきました。

2010.12.20

今年も残すところあと10日ほど。
あっという間の一年。
インドに来て、気付いたらこんな時期になっていました。
日本ならクリスマス商戦などがありますが、
こちらはまったく変化なし。
ほとんど、いつもと変わらない毎日、街の風景です。
ただ、仏教徒の数(外国人の数)だけはどんどん増えてきています。
本当に、仏教一色になってきています。
まさに、仏教の聖地です。

今日の朝ご飯は、宿泊しているジャーナリストの人と近くのチャイ屋さんへ。
と言っても、露店で椅子が置いてあるだけのところです。

椅子に着くと、隣の二人組のフランス人の男性が話しかけてきました。
ジャーナリストの人は、インド人ですが、
フランスにも住んいてフランス語もペラペラ。
時折、英語になったりフランス語になったりと、不思議な会話です。
日本で、こんな会話は聞けないなと思いながら、
チャイとオムレツを食べていました。

みんな陽気で冗談を言う。
寒いのが苦手なインド人が、毛布にくるまって静かにしている。
でも、僕たちの場所だけは笑い声であふれていました。

余談ですが、フランスでも仏教が滲透していて、
たくさんの仏教徒がいるみたいです。
「ブッダガヤにフランスのお寺がないのが残念だ。」
と笑いながら冗談言っていました。

フランス人、インド人、日本人。
三人が僧侶で一人がジャーナリスト。
なんか不思議な組み合わせ。
でも、楽しい朝ご飯の時間でした。

それにしても毎日寒いです。
パソコンを打つ手も、かじかんできます。
暖かくなるのが待ち遠しいです。

2010.12.19

蚊よけのスクリーンの何かいい案がないか、ホテルの友達に覗いてみた。
もっと、壁に近いポールを付ける台座がありました。

さっそくお店に行き同じもをと言うと、あっさり出てきました。
この前、2時間近くすったもんだしていたのがうそのようです。

この前、持って帰ったものは金色をしていてきれいだが、
今回のは黒色の鉄という感じ。
そこはインド人の性格というか、絶対金色の方が良いよと勧められました。

そこは、強い意志で鉄のような感じでも良いと言い、無事購入。

さっそく夕方、壁に穴をあけてくれる人を呼び、7部屋に取り付けた。

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廊下03

以前は、シンプルな感じの廊下でしたが、一気に印象が変わりました。

蚊よけ用に付けましたが、雰囲気が変わってすっごく良くなりました。
ただ、真っ白なので一ヶ月立つとどれぐらい黒くなるのか心配です。

今回は、泊った人が仏心寺を気に入り、
この場所を良くしようと寄付してくれました。
本当にうれしいことであり、心から感謝したいと思います。

余談ですが、全部取り付け終わるとインド人のスタッフが
「今度は二階の窓全部にカーテンを付けよう。」
と言い出しました。

廊下04


全面が窓になっていて太陽の光がよく当たるのに、
カーテンつけたら暗くなってしまうから
「だめ。」と一言いっておきました。
毎日ちゃんとカーテン開け閉めしてくれるならいいが、
しないのが目に見えているので。

2010.12.18

夜の大塔のお参りの帰り、みんなが空を見上げている。
私も、見上げてみたら異様に明るい星のようなものが沢山浮いていました。

不思議に思って見ていると、大塔のお坊さんが話しかけてきました。

大塔のお坊さんは5人いるのですが、
中には愛想のいい人・挨拶しかしない人・挨拶しても無視する人がいます。
声を掛けてきた人は、なんと挨拶をしても無視する人でした。
すごくびっくりです。

話は脱線しましたが、
あれは何かと聞くと、「仏教のお祈りだ」と言われました。
チベットかバングラディッシュかベトナムのお祈りの仕方らしいです。

紙で傘を作り、その下にロウソクを灯して、その熱で空に飛ばしていきます。
日本の灯篭流しが、空に浮いているのを想像してもらえば分かりやすいかな。

時折、ローソクが消えたものが落ちてきます。

お坊さんたちは、近くに落ちてくると「落ちてきた!」
と叫んで笑いながら落ちていく方向に走っていきます。
お勤めしているときは真剣な顔つきなのですが、この時は無邪気な子供のようです。
このギャップが、おもしろいなと思って見ていました。

こっちに来て思いますが、月ってすっごく明るいんですよ。
特に満月になると、あたりが明るく見えます。
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インドは基本的に暗いというか、夜は独特の怖い雰囲気になります。
それに、比べると日本は本当に明るいです。
けど、そのせいで自然の良さは実感できないなって思います。

2010.12.17

去年、2か月ほど宿泊された台湾のお坊さんから、蚊よけのスクリーンが寄付された。
取り付ける為に、いろいろ模索しながらお店に行ってきました。
お店といっても、日本みたいなホームセンターはなく、
金具専門店?のような所です。
店は、両手を一杯に伸ばしたら両側の壁に届くぐらいの小さい店です。
両側の壁の棚には、箱が壊れてぐちゃぐちゃになって所狭しと積まれています。

自分で品物を探す日本とは違い、説明して探してもらうので、
細かいニュアンスが伝わらずほしいものがなかなか見つかりません。

蚊が入らないようにする為に、扉にできるだけ近い所に吊りたいのです。
そのことを話すと、ホテルなどで使うような豪華な金色の装飾が施された
金具を出してくれました。

店主「これが一番いいよ!見た目もきれいだし」
私「綺麗だけの短いのない?」
店主「これが一番短いよ」と、また金色の物体が。
私「これじゃなくて他の」と言うと、
店主「これは?」と今度は色違いが。
私「そうじゃなくて短いのは?」
店主「これが一番短い」

一番短いもの、と言うのを持ってお寺に戻る。
付けてみましたが、3センチぐらいの隙間ができてしまいました。

明日、再度探しに行ってきます。

なかなか思い通りにいかないです。
日本は、ホームセンターでいろんなものが揃っていて簡単に見つけられるのに。
日本は、本当に便利ですね。

2010.12.14

本日は、宿泊者とゆっくり話す機会がありました。
今、泊られている人の大半は一カ月ぐらいの長期滞在者です。
毎年ある、チベット仏教の指導者の一人カルマパの法要に参加するためである。

朝早くから夕方までお寺に行っているので、ゆっくり話をする機会がなかった。
今日は、休憩日みたいで、みんな部屋でゆっくりしたり掃除をしています。

その一人と話をしました。
その人は、55歳のイギリス人です。
20歳の時に、大学でチベット僧侶の話を聞き、
それからいろんな話を聞くようになり
仏教に帰依するようになったと言うのです。

特にメディテーションを大切にされていて、
落ち着いた雰囲気を持っておられます。
彼が言うには、イギリス人はもっと違う雰囲気で、
私が、こんなに落ち着いているのは、メディテーションをしているからだと。

日本は仏教国だから、メディテーションも盛んなのかと聞かれました。
「日本では仏教を信じる人は減ってきています。
特に若い人は、見えるものだけを信じます」
と答えました。

彼も納得の様子で、仏教に出会うまでは、そうだったそうです。
私は、
「ストレスや心の病気の人が増え、自殺者も増えている。
また、人を平気で殺したり、お金のために隠す事件も増えている。」
と説明しました。

すると、
「その事件は知っている。ニュースで自殺する人が増えて、
お金のために親の死を届けないで150歳の人が出てきたという話を聞きました。」
と言われました。

世界のニュースでも、取り上げられていたんです。

悲しいの一言です。
もっと、違う事でニュースになればいいのですが。

今、仏心寺に来ている人は、ほとんどが長期滞在だが、
ほとんどの人が仕事を持っています。

日本では、長期休暇はちょっと難しいですね!。

彼らは仕事とは別に宗教を大切にしています。

誰もこれをしたからといって、目に見えるものを求めていません。
目に見えない心を大切にされています。

目に見えないものこそ、本当に大切にしないといけないと実感させられます。
人間の心、気持ち、考えていること全部見えません。

けれど、それこそが人間が持っているものの大切な部分です。

最後に彼は、結婚していないので、老後一人になってしまう。
これが、今の不安ですと言っていました。
いろいろ欲を切ることは難しいと。

2010.12.13

昼間、部屋でゆっくりしていたら、ある人がお寺を見に来られた。

見た目は、西洋人のような顔で、髪の毛が女の人のように長い。
カメラを2つ、バックを2つ持ち。

話を聞くと、なんとインド象のドキュメンタリーを作っているという。
大体の撮影を終え、次の題材を探しているという。
インドはお釈迦様の聖地ということで、ブッダガヤなどを廻っているという。
以前は、ムンバイの大学で10年間フォトジャーナリズムを教えていたらしい。

日本は大好きだが一回も行ったことがなく、
ちょうど日本のお寺があったから話を聞きたくて来ましたとのこと。


お茶を出すと、お茶を飲むときの作法や掛け声?みたいなのはある?と聞き、
「乾杯?」と言いました。
さすがに、乾杯とは言わないので、「いただきます」ということを教えました。
どういう意味?と質問が帰ってきたので、
「お茶の葉っぱにも命があり、それをいただいているから」
と説明をしました。
でも、最近は日本の学校や家庭でも言わないようですが。

他にも、お寺に掲示してある習字に関心をもち、
「パワフルでエネルギーを感じる」と言って
ずっとシャッターを切っていました。

その後、本堂に移動してお勤めを少し見せて、
一緒に一言ずつお経を唱えて、今日のお話は終わりました。

あっという間の3時間でありました。

今日は時間がないけど、また三日後に戻ってくると言い帰って行きました。

大変興奮気味で話をされ、いろんなことに興味をもつ好奇心旺盛な人でした。

こうやって、日本の文化や考え方が大好きという人によく会います。

日本では廃れていっているものでも、
海外では注目を浴びている現実がそこにあります。