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仏心寺駐在日記 2月23日

 ブログを書くのは久々になります。

ブッダガヤは、だんだん暖かくなり、暑いぐらいになっています。
日差しが強くなり、夏にちかい日差しになりました。
Tシャツで昼間は十分です。

ただ、朝晩は、肌寒くなるので、長袖のシャツが必要な感じです。


観光シーズンも終盤になり、
待ちを歩いている人の数もドンドン減ってきました。

1月までは、日本人よりも西洋人や、台湾の人が多かったですが、
今は、タイやスリランカなどの人が増えています。

仏心寺に宿泊する人は、今はほぼ日本人です。
大学が春休みになり、大学生が増えました。

ただ、全体的に人数が少ないです。
街を歩いている人も少なく、海外旅行にでる人が減っている
というように、インド自体日本人が減っているのかなと感じます。

朝晩、毎日お勤めをしていますが、参加をしてくれる
日本人が少しずつ増えてきています。

30歳ぐらいまでの人がメインですが、
特に大学生の若い人が熱心に参加してくれます。
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お勤め以外でも、昼間にお話を聞いてくれる人も多く、
部屋やロビーでは置いてある仏教書を熱心に読んでいます。

普通のゲストハウスではなく、お寺のゲストハウスとして
考えて見ると本当にうれしいことです。

是非、仏教で一番の聖地のブッダガヤで
仏教に触れてみたい人は、仏心寺を訪れてみてください!
お待ちしています
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仏心寺駐在日記 2月11日

 今回はバナラシについて書いていきます。

昨日書いたように、電車で約5時間ほど移動。

朝5時の電車に乗り、10時過ぎにはバナラシ駅に到着。


仏心寺があるブッダガヤは、片田舎。
バナラシは、大都会です。


駅に到着して、まずは、帰りのチケットを取りに行きました。
駅の窓口には、インド人用と外国人用の窓口があります。

基本的に並ばないインド人。割り込みし放題なので、インド人窓口は大渋滞。
チケットを受け取るだけで一日が終わってしまいます。

一方、外国人窓口はゆっくりと並んで順番を待っている状態。
平和です。

日程と名前などを書き窓口の人に渡すと、電車をチェックしてくれます。
この時点で、イッパイじゃなかったらOK
イッパイになっていても、ウエイティングリストという方式で、
順番待ちという方法もあります。
この場合、乗れるかは当日駅に張り出される紙をチェックしないといけません。

今回はスムーズにチケットを受け取ることができました。


バナラシ駅から、ガンジス川の街まで、オートリキシャーで15分ほど。
そこから歩いて15分ほどでガンジス川に到着します。

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今回泊まったのは、ビシュヌレストハウス
「ガンジス川でバタフライ」というドラマで、使われたゲストハウスです。
ガンガー沿いで、テラスからはガンジス川やガートが一望できる最高のスポット。

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1泊目は、ツインルームで700ルピー
2日目からは、ドミトリー(共同部屋)に宿泊して、一泊120ルピー(200円強)
全部で4泊しましたが、全部で2千円弱。
インドは安いゲストハウスが多いので、格安で旅行できます。
ただ、安いとそれなりの危険(荷物がなくなる)などの危険はありますが。

到着してすぐ衝撃的な洗礼が。
テラスから川を見ると、サドゥー(修行者)の遺体が川に浮いていました。

日本なら大事件ですが、周りのインド人は至って冷静。
指を指す人。
気にせず眺めている人。
その横で遊ぶ子供達。
至って普通でした。

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ガンジス川は、ヒンドゥー教1番の聖地です。
インド中の人がここで沐浴をするために集まります。

ガンジスの川辺で亡くなり灰となり、川に流してもらうと、
輪廻から離れることができると信じられています。

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ガートという沐浴をする場所がいくつもあり、
それぞれのガートには名前と由来があります。
ガートの横には、ところ狭しと建物が並び、
中は迷路のようになっています。

ちなみに、
ガートがある川の対岸は、不浄な土地として認識されています。
そのため、建物が一切ありません。
(彼岸:あの世という認識もあるようです)



また、火葬をする場所もガート沿いにあり、
誰でも火葬を見ることができます。
ひっきりなしに人が竹の輿(こし)で運ばれて来ます。
木の上に置かれ、火をつけて火葬が始まります。
数時間かけて火葬される状況を全て見ることができます。
もちろんですが、火葬場は撮影禁止。
この世に何かを残すと、輪廻から離れることが出来ないからです。

ちなみに、子供は火葬しません。
人生を全うしていないのでという理由で、
石にくくりつけて川に沈めるということです。


異教徒の僕たちにとって、特殊な状況ですが、
周りに住んでいる人達にとっては、当たり前の事と感じました。


ガートでは沐浴をする人。
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その横で体を洗う人。
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洗濯をする人。
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ガートでクリケットや凧揚げをする子供達。
物売りの人。
カップルでいちゃつくインド人。
その横を歩く牛たち。
神様のお寺も存在する。
チャイやも存在する。
その横に存在する火葬場。

日本では、一カ所に存在することがないものが、
全てここに存在するインド。  バナラシ!。

特に、火葬場は訪れた人に衝撃を与えます。

バナラシは、
人の死から、人生や死について考えさせられます。
ブッダガヤは、
祈る人たちの姿から、人生や死について考えさせられます。

是非、両方訪れてゆっくりいろんなことを考えてもらいたいです。

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仏心寺駐在日記  2月10日

 2月5日から9日まで、バナラシ(ベナレス)へ行ってきました。
インドの映像でよく見る、ガンジス川の沐浴風景が見れる場所です。

ブッダガヤから、電車で約5時間。車では6時間か7時間ほど

今回は、旅行者さんと電車で移動しました。

電車はインドで、手軽な移動手段です。
電車大国とまで言われているほどです。

都市間の移動の場合いろんなクラスに分かれています。
値段もピンキリ。

一番安い、ジェネラルクラスは、1000キロ移動しても数百円です。

その上に、スリーパークラス
そして、3A、3AC(エアコン付き)、2AC、1ACという順番になります。

どのクラスも寝台になっています。

ジェネラル、3A,ACはベットが3段
2ACはベットが2段
1ACは、個室となっています。

ジェネラルで数百円の移動距離でも、1ACだと数千円になります。

車内はこんな感じ(ジェネラルクラスの写真)

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ベットが3段なってます。

そして、寝ながら移動します。
今回は、ブッダガヤからバナラシまでの移動で、
約5時間ほどで、値段は155ルピー(300円程)でした。

バナラシについては、次の日記で書きます。

仏心寺駐在日記 2月2日

毎年恒例ですが、この時期になると仏舎利を見ることができます。

公開をするのは、スリランカのお寺。
ブッダガヤで唯一スリランカのお寺にだけ仏舎利があります。
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今年は、2月1日~2月3日まで公開! 。
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お釈迦様と、二人の弟子(モッガラーナとマハーカッサバ)
の遺骨が公開されました。

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昨年は、あまりの人に写真を撮ることがでなかったけれど、
今年はしっかりと撮ることができました。

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スリランカのお坊さんも、よく会っているので、顔を覚えてくれていて、
お坊さん特権で、後ろから撮ったりしてきました。

お坊さん同士仲がいいというのが、ブッダガヤのお坊さんの印象です。


最終日には、仏舎利を持って象に乗り、ブッダガヤを練り歩いて終了します。


ブッダガヤで、仏舎利を見る機会というのはあまりない機会です。

来年も、この時期にあるので、是非見たい方はこの時期に、ブッダガヤへ来てください!

仏心寺駐在日記 1月31日

 ブッダガヤには世界各国のお寺があります。
仏教国と言われるほとんどの国のお寺が。
この様な場所は、世界的にもブッダガヤだけじゃないかと思います。
半日もあれば、世界中のお寺を見ることができる。
また、世界中の僧侶と会話ができる贅沢な場所です。


その中の、ブータン寺の法要に行ってきました。
ブータンと言えば、ちょっと前に日本でも有名になった、
世界一幸せな国。
そして、仏教国です。
国教が仏教と決められています。

そのブータンのお寺も、ブッダガヤにもあります。

今回の法要は、昔いた有名な僧侶をたたえる法要でした。

僧侶が仮面をかぶり、特別な衣装を着て舞っていました。

今回は写真を並べます。
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色鮮やかな衣装に、独特の踊り、音楽。
最後は、一般の人も、歌を歌いながら、
盆踊りのような踊りをみんなで楽しそうに踊っていました。