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制服&セーター支給

 朝晩の気温差が20度近いブッダガヤ。
最低気温は、5度前後と大変寒い日が続いています。
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 注文していた子供たちの新しい制服が届きました。
仏心寺では、年二回子供たち一人一人の体に合わせて制服を作っています。

注文してから、だいたい2週間ほどで出来上がってきますが
今回は遅く、催促の電話を何回もしてやっとできあがりました。
これがインドスタイル。
いちいち怒っても仕方ありません。

子供たちにとって一年で一番嬉しい瞬間なはずです。
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自分の順番を待ちわびて、じっと眺めて待ちます。
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受け取った子は早速袋を開けて体に当ててチェック。
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皆さんのご支援のおかげで子供たちの笑顔をお届けすることができております。
ありがとうございます。

少しでもこの場所での勉強が子供たちの未来に繋がるように、
これからも活動を続けてまいりたいと思います。
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成道会 in Bodhgaya

12月8日
お釈迦様がブッダガヤの地で悟りを開いた日。

明けの明星(朝方、金星が輝く時間)
に悟りを開いたと云われている。
その時間に合わせ・・薄暗いマハボディーテンプルへ。

空を見上げると、薄暗い空に月が浮かぶ。
昨夜は満月だったということもあり、ほぼ丸の月。

マハボディーテンプルに到着すると、
塔の横に月と薄明るい空の風景が
なんとも言えない雰囲気をかもし出しています。

ちなみに、12月8日が成道の日というのは、日本だけです。
他の国は、5月に祝う場合が多いです。


本尊にお参り。
その後、菩提樹の下で暫し目を閉じて座ってみました。

周りを見渡すと、早朝からたくさんの参拝者が!
瞑想をする人、本を読む人、お経をあげる人、
塔を回り続ける人

鳥がピーピーと鳴く、それに合わせお経が聞こえる。
冷たい空気が肌を刺激し、心地よさに自然と背筋が伸びる。

そんな中、
「お釈迦様がこの場所に座り、
この場所で多くのものを感じ、
この場所で悟りを開いた。」
ことに思いをはせました。

ブッダガヤにいる縁、
ここで出会う人との繋がり、
様々な目に見えない中で生きている私自身。
なのに、それを忘れつつある日々の生活。

様々なことが頭をよぎっていく、
感じるということの大切さがフト浮かび、
頭がスーと軽くなったように感じました。


その後お寺に戻り、
宿泊者(台湾人、ブラジル人)とお祝いのお勤め。
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10時からは、学校の子供達と勤行。
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11時からは、隣の日本寺で各国の僧侶が集っての法要。

バタバタと過ぎていった成道の日。

毎年、ここに居ることが当たり前!。
一仏教徒としては、そんな贅沢な事に、
感謝の気持ちがわいてきました

仏心寺駐在日記 2014.11.24

「ブッダガヤの発展」

 建設ラッシュのブッダガヤ。

昨年の今頃と比べてみると、ホテルの数・お店の数が格段に増え、
街をぶらりと歩いてみるとこんなところにお店が?
こんな場所にも建設中?と驚くことばかりです。

道も綺麗になり、バス停も綺麗に完備されました。

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ブッダガヤではないようでびっくりします。

経済発展しているインドを実感するインド三日目でした。

変化していくのは当たり前ですが、なにか心淋しさも感じます。

仏心寺駐在日記 2014.11.23

「子供達への思い」

 いつも仏心寺に戻るときには、学校の子供達へお土産を持って帰ります。
今回は、昨年宿泊された方から、
子供達が学校へ来るときのスクールバックを縫っていただきました。
しかも、子供達全員分を一人で。

簡単には、できないことです。


一度だけしか会っていない子供達の為に一生懸命編んでくださった大変さと、
その思いに、心から感謝したいと思います。

子供達なもちろん目の色を輝かせて選んでいました。
今までボロボロのビニール袋や、チャックが壊れたリュックを背負っていたのが、
今日からは綺麗なスクールバックを使っての登校が始まりました。
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