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共和国記念日のお祝い!学校の子供達と宿泊者で。


1月26日、インドはRepablic day 

共和国記念日で、1950年1月16日にインド憲法が発布された日です。


毎年恒例ですがこの日は、国をあげてお祝いをします!

学校・ホテル・商店が集まっている場所はもちろん、オートリキシャーや車にバイク、自転車まで国旗を掲げ手お祝いします。


仏心寺も毎年恒例で、子供達・宿泊者と一緒にお祝いをしました。


外には、紙で作った旗を売り歩く人
一枚10ルピー(18円ほど)

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仏心寺の門には、Welcome!


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子供達は真剣に飾り付け。
帽子もインドの国旗!


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宿泊者も子供と交流!



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みんな国旗と帽子でおめかし!


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インドの姿をチョークの粉で書いた場所に集まって準備完了!


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国旗を掲揚して拍手!


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みんなで国歌を歌います!


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国歌斉唱の後は、参加した子供達にジュレビーという甘いお菓子の振る舞い



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チョークの粉や花を集めて持ち帰る子供達


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旗を振って帰って行きます!


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みんな楽しそうに国旗を振り、帽子をかぶり、国旗掲揚して国歌を歌う姿を見ていると、自分自身の日本での建国記念日や、憲法記念日の過ごし方を考えさせられます。

最近いつ国歌を歌ったかな。
いつ実物の国旗を見たかな。。。


子供達がかぶっている帽子には、こういう文字が書かれています。


「I love my india」


「I love india」ではなく「my」がつくことに自分国を大切にしている心が現れているように感じます。

自分の国を大切にする気持ちを忘れないと考える日になりました。


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成道会サンガダーナ(中国のカレンダーで)

今日は、台湾の僧侶の方から招待され、サンガダーナに参加してきました。


サンガダーナとは、サンガ(僧侶の集団)に、ダーナ(布施)をすること


各国の仏教で布施は大切な修行とされており、布施をすることにより欲をなくす事、そして徳を得ることを目的として行われるもので、ブッダガヤではこの時期頻繁に行われ、各国の僧侶が信者さんを連れてブッダガヤを訪れ参拝すると共に、ブッダガヤにいる僧侶を集めてサンガダーナが行われます。



あるグループは、菩提樹の下に集まってもらうようにお願いし、各国の僧侶にお経を唱えてもらい、お金や飲み物の布施します。

あるグループは、自分の国のお寺を会場にして、布施をします。

あるグループは、ホテルのレストランで行います。


今日は、BTMCという大菩提寺管理委員会の事務所で行われました。

ちなみに、誰でもこの場所は使わせてもらえるので、何人ぐらいの僧侶を呼んで布施をしたいのか、相談すればサンガダーナを行うことができます。興味がある方は、連絡ください。


今回の施主は、台湾から方々。
中国カレンダーで、成道会が今日なので、それに合わせて行われました。


会場には、琴も用意され、琴の演奏で僧侶達の到着を迎えてくれ、いつも満月の行われるサンガダーナよりも多い僧侶が集まり、盛大に行われました。


まず、テーラバーダのお経
その後、ベトナム、日本、韓国、チベット。
最後に、琴を使ってアレンジされた台湾のお経を10名ほどの施主みんなで唱えられ、最後にダーナをいただいて終了。



毎回感じる事ですが、各国の僧侶が集まり、共に仏教を学び、仏教を伝えている姿を見ることができるサンガダーナ。
この雰囲気は、ブッダガヤ独特だと思います。
そして、その中に身を置くことで、多くの仏教徒が世界にいることを実感すると共に、みなお釈迦様の弟子、仏弟子だという一体感を感じます。


日本では感じる事ができない仏教の一体感を、ブッダガヤで感じてみませんか?

ダライラマ法王の前で、般若心経を唱えさせていただきました。

少し前ですが、1月15日、ダライラマ法王の前で日本語の般若心経を唱える機会をもらいました。


1月に入りブッダガヤでは、ダライラマ法王によるティーチング(勉強会)が続いています。
ダライラマ法王のティーチングは、誰か施主がいて、その方がどのようなことをして欲しいとお願いをして初めて、ティーチングをするという形です。


今回は、インド人・モンゴル人・チベット人、そして、チベットの寺院が施主となり、ティーチングが続いています。
その方々のお陰で、ティーチングを聞くことができ、ティーチングの最中はパーレというチベットのパンと暖かいバターティーをいただくことができ、大変ありがたいです。


そのティーチングのはじめには、参加している各国の方々に般若心経を唱えてもらうことが通例になっています。

昨年も唱えさせていただきましたが、今回も日本代表として壇上に上がり般若心経を唱えさせていただきました。









壇上で多くのチベットの高僧達に見守られながら唱えた般若心経。
ほどよい緊張の中、マイクを通してスピーカーから広い会場に響く声に心地よさを感じながら、貴重な時間はあっという間に終わりました。


最後は記念撮影までさせてもらい、本当にありがたい時間でした。



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ブッダガヤで爆弾が爆発。そして、爆発前の爆弾が発見されました!

朝一番に飛び込んできたニュース。


「ブッダガヤで爆弾が2つ発見された。一つは、小さいながら爆発をした!」

と言うニュース。



ニュース元のネット記事
http://www.firstpost.com/india/two-bombs-found-in-bihars-bodh-gaya-amid-tight-security-for-dalai-lama-forensic-experts-to-investigate-explosives-4311221.html


記事によると、1月19日夕方、2つの爆弾が発見され、一つが爆発した。
爆発したのは、ダライラマ法王がティーチングをされているグランドのすぐ横の巨大キッチン近く。
爆発音と共に、爆発した小さいビンが発見され、その分析を進めている。

2013年にも爆発があり、5人がけがをした。





つい先程、BTMC(ブッダガヤマネージメントコミュニティ)で緊急会議が開かれ、ガヤ警察の関係者、僧侶・ホテルの代表達があつまりました。

会議の中で

「今回の事は大変大きな問題ですが、パニックにならないでください。
 今回の事件によって、コブラなど今まで以上の部隊を集め警護に当たります。
 ただ、全員の協力が必要であり、それぞれが自分のお寺を守ることを徹底してください。
 監視カメラなどの強化などを行ってください。」

とのべ、なお一層の警備強化が約束されました。



実際の爆弾についての詳細も述べられました。

見つかった爆弾は四つ!


まず爆発したのは、二つの薬品を混ぜて爆発を起こすタイプ。
殺傷能力が低く、今回もけが人はなかったようです。

その爆弾が、カーラチャクラグランド近くで爆発(小規模)。

その後周辺を捜索した結果、3つを発見。
一つは、ダライラマ法王が宿泊しているお寺のすぐ隣のお寺の門の前。
そこには、10キロほどのIED(即席爆弾)

その他マハボディーテンプル(大菩提寺)近くで二つ。
強力なRDXというプラスチック爆弾だったと言うこともいわれていました。



※実際の爆弾とされる映像

爆弾 



犯人はまだ捕まっておらず、ブッダガヤにいるのか、逃げたのかわかりませんが不安が残ります。




平和の為に・幸せのために集まり祈っている、そして共に修行をしているだけなのに、なぜこのような事が起こるのか理解できません。


その一方で怖さもこみ上げてきました。
ちょうど一つの爆弾が爆発した場所に、爆発した4時間前までいたからです。
ちょうど爆発したとされるその場所です。
ゾッとします。。。


この写真のすぐ後ろです。

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実際にこの右側で爆発(小規模)

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怪我人が出なかったことが、不幸中の幸いですが、もうこのようなことが起こらないを心から祈ります!



そして、仏心寺時代のセキュリティ強化も進めていかないといけないです。 



ティルサクラート(季節が変わる日)

1月15日は、ティルサクラートというインドのお祭り。
お祭りといっても、盛大に街中でお祝いするのではなく、家々でお菓子や食事で祝うお祭りです。

日本の「節分」のような意味があり、季節の変わり目になりる日。
確かに今日の昼は、春のような暖かい雰囲気に変わったように感じたので不思議です。



お祝いとして、お米をつぶしたチュラ、黒糖、ゴマでできたティルクットなどを食べました。
季節の変わり目なので、新しくとれたお米やゴマを食べてお祝いをするという意味合いがあります。
いつもは泊まりの仏心寺のスタッフも、街でチュラやティルクットを買ってきて家に持って帰っており、伝統的なお祭りを大切にするインドの姿を垣間見ました。(今の日本で豆まきしている家どれだけあるのだろうか。。。)


また晩ご飯には、キチリーというカレー粥を食べる習慣があり、仏心寺のスタッフの奥さんがたくさん作ってくれ宿泊されている方々と美味しくいただきました。


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まだまだ朝晩は寒いインド、ブッダガヤですが、一足早く春に向かっていきます!
早く朝晩が暖かくなって欲しいです。

ベトナム信者によるサンガダーナ(お布施)

ダライラマ法王が滞在しているブッダガヤ。

例年以上に賑わっているブッダガヤとマハボディーテンプルです。

街はチベット仏教一色で、多くのチベット人で埋め尽くされていますが、そんな中、もちろん他の国の仏教徒も多く訪れています。


2日前、ベトナムからきた信者さんによるサンガダーナ(お布施)が行われました。
お昼前に行われることが多いサンガダーナですが、今回は夜暗くなってから。
昼間は、ブータンに伝わっているチベット仏教の法要が行われており、その法要が終わるのを待ってからの集まりでした。


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会場のマハボディーテンプルの菩提樹のしたで、数百人の各国の僧侶が集いました。
一人一人の場所に蓮の形をしたローソクが用意されており、それぞれのローソクを灯して法要がスタート。
一番前から各国僧侶一人一人にローソクの火が繋がっていく光景は、仏教が広がり共に繋がっている光景に見えました。


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まずは、パーリ語のお勤め、続いてチベット語のお勤め、最後はベトナム語のお勤め。


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菩提樹の下、国・言葉・唱え方の違いなど関係なく、共に集い、共に座り、一つの事に祈る時間。

ブッダガヤだからこそ味わえる貴重な時間であり、改めてこの場所にいることのありがたさを感じました。



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日本の仏教徒の皆さん、そして仏教に興味がある皆さん!
是非、ブッダガヤを訪れて聖地だからいい場所だという感じ方ではなく、共にお経を唱え、共に祈る空間に身を置いて体感をしてみてください!


お待ちしてます!!



写真と動画を撮ってきたので、雰囲気を少しでも感じてください。





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ダライラマ法王による3日間のティーチングが終了

ダライラマ法王によるティーチングが、1月5日から1月7日まで3日間行われました。



ティーチングは、様々な方からリクエストがあると行われることが多く、今回はインド人のグループからの要請によって行われました。



今回のティーチングに使われた経典は、「転法輪経」「聖稲芋経」の2つ


「転法輪経」は、お釈迦様がブッダガヤで悟りを開かれた後、サールナートへ移動しそこで初めて説法をした時のことが書かれた経典です。
初めての説法の事を「初転法輪」といい、そこで説かれた教えは、仏教の基本であり大変重要な教え「四聖諦」(ししょうたい)。

苦しみの根源は何なのか。
それをどのような形で理解していくのか。

その順番が、4つに分類されて教えられているのが、「四聖諦」の教えです。


「聖稲芋経」は、「縁起」の理解が主に説かれており、文中には「12縁起」や「八正道」などが詳しく書かれているお経です。
起こる苦しみのプロセスのようなものが、12こに分けて説明されており、それをなくす為に「八正道」の教えが説かれています。


共に、仏教の基本となる教えですが、それぞれの理解の教えの土台には「空」の理解が欠かせないと教えていただきました。


なぜそれぞれの教えが必要かというと、「苦しみから逃れ幸せになる為であり、幸せを望まない人はいないはずです」と言葉を続けられました。

その為には、「菩提心」と「慈悲の心」が重要な心であり、その心を育んでくださいと教えられました。

「人だけが幸せになればいい」利己的な心ではなく、「人が幸せになることを願い実行することによって、その過程で自分も幸せな心を得ることができる」という「かしこい利己主義」の心をもってくださいとおっしゃられ、「慈悲の心」を育むと共に、仏教の実践を行っていく「菩提心」をしっかりともって修行に励むことを進められました。



3日間、毎日3時間ほどのティーチングでしたが、あっという間に過ぎていきました。

また基本的な教えであり大変馴染みのある言葉ばかりでしたが、「知っている」ではなく、それが「できる」ということが仏教は大切で、改めて自分自身ができているのか、実行する努力をしているのか、考えさせられるティーチングでした。




次は、1月14日〜17日までティーチングが行われます。
もし興味がある方は、ブッダガヤにお越しください!




※ダライラマ法王がおすすめされていた本

ダライラマ法王、ブッダガヤに到着!


少し前ですが、1月1日夜、ダライラマ法王がブッダガヤに到着しました。

昨年に続き、2年連続のブッダガヤ滞在


昨年行われたチベットの大法要カーラチャクラ程の人混みではないですが、多くのチベット人はもちろん、海外のチベット仏教徒が集まり、ブッダガヤは賑わっています。


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ダライラマ法王とビハール州知事、ニティシュ・クマールの関係が良好で、州知事側から毎年ブッダガヤで法要をして欲しいという要望があったことから、これから毎年ブッダガヤに滞在され法要やティーチングを行う予定だといわれています。



当初は、12月26日頃に到着するといわれていましたが、体調があまりよくないようで、ブッダガヤ到着後すぐバナラシに移動する予定を変更され、バナラシにあらかじめいき、そこからブッダガヤに1月1日に到着するという予定に変わりました。



当日はだいたい3時頃に到着すると口伝えで情報が広がり、道ばたには多くのチベット人が並んで到着を歓迎されていました。

が、12月後半から急に霧が濃くなったブッダガヤ。
毎日夜になると濃い霧に街は覆われ、昼近くにならないと霧が晴れない状態で、太陽も見えませんでした。マハボディーテンプルも濃い霧に覆われ、幻想的な風景を見ることができます。


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特に1月1日は、午後3時過ぎにやっと太陽が見え、特に霧が濃い日でした。

飛行機でバナラシからガヤ空港へ移動する予定だったのですが、飛行機が飛ばず結局くるまで5時間ほどの移動をされたようです。
到着は、もちろんあたりが暗くなった夜。



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ただ、どれだけ遅れても、ダライラマ法王が滞在されるお寺や、そこまでの道は多くのチベット人が寒い中ジッと待っていました。

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海外の人達は長時間の待機に我慢できず、帰って行かれる方も多く見ましたが、そんな中チベット人はじっと待ち続けておえい、その姿からダライラマ法王に対する熱い思いを感じました。



明日1月5日から3日間1回目のティーチングが行われます。

ティーチングの内容は「聖稲芋経」と「転法輪経」
共に仏教の基本が説かれているお経で、四聖諦や縁起、八正道が説かれています。

どのようなティーチングになるか、大変楽しみです。





明けましておめでとうございます!年越しと修正会

新年明けましておめでとうございます!

今年も一年よろしくお願いします。




12月31日の晩ご飯は、毎年恒例宿泊している方と周辺の僧侶を招いての食事会。


今年は、ベトナムの僧侶の方々、そしてインドネシアでレストランをされている方がメインとなり、宿泊者の方々と夕食を作りました。

いつも皆さんに助けていただいてばかりです。

おかげさまで、ベトナムの本格フォーを始め、ブータン料理、日本料理など様々な料理ができあがりました。



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日本から持ってきた、年越しそばも忘れず!!



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食事を作ってくれたベトナムとタイ方々


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宿泊者達と


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毎年5ヶ月修行をされる台湾の僧侶と信者さん


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いつもお世話になっている、チベットとブータン僧侶達



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総勢30名ほど、10カ国の方に集まってもらい晩ご飯を食べました。

その後、日付けが変わった12時から新年一番目の法要。



そして、1月1日の朝10時からは、「修正会」

宿泊者の方、そしていつもお世話になっているインドの方に参加していただき勤めました。

約40分ほどの法要を行い、参加してくださった方に新年の挨拶


「一年の計は元旦にあり」

目標を立てる人が多いと思いますが、主語はあくまでも「私」「自分」

その主語を、「友達」「家族」「身近な人」という形で変え、昨年よりも周りの人にいい影響、そして私たちに接する人が、幸せになれるような「おもいやり」の心を持った目標を立ててくださいとおつたえしました。


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今年もブッダガヤでお待ちしております!

仏教の聖地で、仏教に触れてみませんか?
そして、修行をしませんか?




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