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仏心寺 駐在 2月22日

昨日に引き続き、ちょっと離れた場所の現状を見に、ビジャイさんと友人、宿泊している日本人僧侶の方と行ってきました。

 8時に約束で、8時に家に行くとそこからまずはチャイを1杯
余談ですが、チャイをふるまうのは当たり前のことで、これを断るのも大変失礼で神様に怒られるといわれました。

そして、「朝ご飯食べて!」といわれチャパティにオニオンを挟んだものを2枚。
プラスでチャイを1杯

なんだかんだで9時に出発。
(インド時間です)

バイクはもちろん三人乗りです。
(This is inda)

途中で友達と合流し、ブッダガヤから少し離れた村へ。

基本的にインドの建物はレンガでできているのですが、裕福な人だとレンガの上にセメントを塗り綺麗にします。
お金がない人は、レンガを積んだだけの作りになります。
もっと貧しい人になるとレンガじゃなくて、土に藁を混ぜた壁で屋根は素焼きの瓦みたいなものになります。
もっともっと貧しい家になると、土の壁の上にバナナの葉っぱを乗せただけの家になります。

バイクで、数キロ走っていくと家の風景が、どんどん変わっていきます。

そこに住む人たちの服装も、今風の服装から、インドの伝統衣装に変わっていき、
また、服装は同じでも汚れた服装へとどんどん変わっていく。

見ていると複雑な気持ちになります。

到着した村は、土壁にバナナの葉っぱの家ばかりでした。
日本人が来るのは確実に初めての場所で、みんなが物珍しそうに集まってきます。
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ビジャイさんが、数人のインド人を紹介してくれました。
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みんな事故に会い、腰や足の骨を折って寝たきりの人ばかりで、
月に数百円~千円程の治療費や薬代も払えない状況の人たちでした。



ビジャイさんは「写真を撮っていいよ」といいましたが、さすがにカメラは向けれませんでした。

ビジャイさんは、「こんな人がもっと沢山いる。助けたいけど自分にも限界がありどうすることもできない。政府が支援を始めているが、田舎の方には届かなかったり、政府の支援も数百円なので薬代や病院代に回すことができない」と言っていた。

最後に、「この状況を是非いろんな人に伝えてほしい。そしてできるなら助けてほしい」と付け加えました。


現地の表の顔は裕福になっていき大変いい方向にいっているようだが、ちょっと裏側を見ると日本からは想像できない状況でした。



まだまだ、仏心寺でできることは少ないが、この現状をしっかり見て伝えることも大切なことだと実感しました。
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