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仏心寺 駐在 3月3日

今日は、宿泊されているご夫婦が、ちょっと修行をしたいということで、一緒に別時念仏(南無阿弥陀仏を木魚を打ちながらひたすらに唱える)を40分、そのあと礼拝(立って、座って頭と両肘を地面につけることを繰り返す)を30分行いました。

 ご夫婦と他の日本人も一緒に参加したいというので、私と4人ではじめました。

 ご本尊の前に一列に並び、お釈迦様の顔を見ながら「南無阿弥陀仏」と木魚に合わせて唱えていきます。

 初めのうちは、みんな恥ずかしがって小さい声で唱えていましたが、
5分・10分と時間がたつにつれて少しずつ声が大きく出るようになってきました。
みんなの声が一つになり、耳に届く南無阿弥陀仏は大変心地いいものでした。

一人で唱えていると長く感じる40分も、4人で唱えているとあっという間でした。
と、思ったのは私だけみたいで、慣れない正座の40分は大変きつかったみたいで、
終わった瞬間「はぁー」というため息とともにみんな足をさすっていました。

10分ほど休憩した後、礼拝を開始。

別時念仏とは違い、立ったり座ったり、頭を床につけたり。
動きながら南無阿弥陀仏を唱える。

途中の息継ぎのときには「はぁ、はぁ」と息切れの声も。
そして、気付けば30分。

みなさんヘトヘトでした。

けど、意外な反応が
「すごくよかったです。いろんなことを頭の中で考えさせられました。
別時念仏の時はいろんな考えがどんどん出てくるのがわかり、
礼拝になると頭をつけて謝る姿勢になるので、
この姿も大変好きです。本当によかったです」と。

みなさんがいろんなことに気づいてくれたこと、本当にうれしかったです。
ただ、自分自身もまだまだ考えさせられる部分もありました。
こうやって続けていくということが大切だと実感しました。


初めての試みでしたが、みんなで一緒に唱える、一緒に行えたことは、素直によかったと感じました。
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