fc2ブログ

仏心寺駐在日記 7月10日

夜のお参りをおえ大塔から帰ってくる途中で「先生」と呼ぶ声が聞こえてきました。
チラッと見てみると、久々に会うインドの友人がトウモロコシを食べながら座っていました。
ちなみにブッダガヤでは、いたるところで、トウモロコシを売っている屋台があります。
焼いてと注文すると、目の前で炭に直に当てながら焼いてくれます。
小ぶりのトウモロコシですが、甘みが凝縮されていておやつに最適。
ちなみに、一個10ルピー(20円)です。


話は逸れましたが、一緒に座り、私はラッシーというインド名物のヨーグルトでできた飲み物を飲みながら話をしました。

話をしていくと、昔のブッダガヤの話へ。

その人は、生まれは今の大塔の敷地内で、大塔が整備されるということで追い出されてしまった人です。

昔の大塔は、今みたいに整備されていたわけじゃなく、たくさんの仏像がそこら中にあったと。
柵などもなく、自由に出入りができ、大塔の自体が遊び場。
大塔の高さは52メートルあるが、その上には少し広場がありそこでお昼寝をしたりしていたと話てくれました。

今では全く想像できない話です。

そのたくさんあった仏像は、どこへいったのか?

観光客が増えるにつれて、お土産物屋さんができ、そのお土産物屋さんが初めは100ルピー(200円)から売り始め、1000ルピー、10000ルピー、最後には100000ルピーにもなったと。
日本人などが喜んで買っていったよと語ってくれました。

ブッダガヤ自体もだんだん変わってきて、昔はもっともっとみんなでお祝いしたり、みんなで楽しんだりしていた。最近は少しずつそういうつながりもなくなってきていると。日本と比べたら本当に地域のつながりが深いと思っていたが、少しずつインドも変わってきているのだと実感。

10年後のブッダガヤ。

どうなるのか全く想像できません。

だた、仏教の中心地。
たくさんの方がお参りに来る場所というのは変わらないはず!
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)