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仏心寺駐在日記 7月17日

 夜のお勤めを終え、大塔から歩いて帰る途中に、前方からタイのお坊さんが。
前々から仲良くしてもらっているお坊さんで、すごくパワフルの方。
すれ違ったり、顔を見るといつも大きな声で「シミズ」と片言の日本語の感じで呼んでくれます。

今年の3月に帰る前に会ってから初めて会うので約4カ月ぶり。
久しぶりだったのですが、その第一声にびっくりしました。
「How are you?」ではなく、「How about Japan? Tsunami!」

いい方が悪いですが、びっくりしました。
そこから、大変なことになったね。日本の状況は?どんな状態?いったい何人の人が亡くなっているの?と久々に会ったことはどうでもよく、それよりも日本のことが心配というのが伝わってきました。

「毎日お祈りをしているから」という言葉の後に、「日本でお祈りをしたい」という言葉がでてきました。
友達の僧侶を連れて日本にいくから、福島などを周ってお勤めをしたいからアレンジしてほしい!と。

ただただ、びっくりさせられました。
けれども、そうやって日本で起こったことを親身に受け止めてくれて、そして現地に行ってちゃんとお祈りをしたいと云ってくれるとは。

日本に帰ってチェックしてみないと解らないが、できるだけのことはさせてもらうと約束して別れました

また一つするべきことができました。

うまくアレンジできるようにがんばろう。
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