fc2ブログ

仏心寺駐在日記 3月11日

 本日は東日本大震災一周忌です。
ここブッダガヤでも、菩提樹の木の下で法要が開かれました。
震災法要 01


主催は日本寺。
日本の僧侶以外に、タイ、チベット、ベトナム、バングラデッシュなど
たくさんの国の方が参加されての法要でした。

はじめに、チベットのお勤め。
次にテーラバーダという南の方のお勤め。
そして最後に日本。
震災法要02


それぞれの人達が、菩提樹の木に向かい、
お釈迦様やすべての仏様に亡くなった方を救っていただくこと、
日本が早く復興できるようにと、お祈りをしてくださいました。

すべての法要が終わり、タイの僧侶の方が日本人の方と向かい合い、
日本人に対してのお勤めをしてくださいました。
震災法要03



1年前の今日、東日本大震災が発生しました。
大規模な地震と発生した津波により、
約2万人の方が命をなくされました。

僕は、震災の日にインドから帰国しました。(帰国後に地震発生)
そして、今インドのブッダガヤの地にいます。
僕は、無事1年を迎えることができました。
ありがたいことです。

震災から学ぶこととして、ブログ、HP、報道関係で
沢山の人達が言葉を発しています。
大変興味深いことです。
そのほとんどの言葉が、人生について、生きていることについて、
生きるとは、など人間の本質?のことに触れている言葉です。

2万人の方が一瞬で命をなくしていった。
地震が起き津波が襲いかかる。
リアルタイムでその瞬間が報道されていた。
大変衝撃的でした。

2万人の方々が尊い命をすてて「死」を教えてくれた。
僕たちは、いつも「死」と隣り合わせだということを。

誰もが、言われます。
まさかあんな津波が来るとは思っていなかった。
この、まさか。
いつ、どうなるかわからない。
まさかの中で生きている僕たちだということ。
今それを、実感する必要があると思います。

その中で、自分自身が日々どのような行動をすれば良いのか。
どのような言葉を発すれば良いのか。
どのようなことを考えていけば良いのか。

今一度、見直していかないといけないと思います。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)