fc2ブログ

2010仏心寺駐在 2.11

本日はまた出会いがありました。

お一人は、去年三か月間居たときに出会った、日本の女性。
偶々、大塔のお参りに行ったら約一年ぶりの再会。
今年も、しばらくお勤めをするために滞在するという。
いきなりの出会いに、お互いびっくりです。
一年ぶりの再会なのでつのる話もありますが、
後日ゆっくり時間があるときに話をする約束をしました。

次に出会った人は、インドのダラムサラというチベットの方が集まっている場所に
17年通っているという日本の人。
チベット仏教を勉強している方で色んな事を知っている人です。
ダラムサラの事や、旅行者の事、仏教の事など、一緒にご飯をしながらお話をしていたら、
1時間があっという間に過ぎてしまいまいた。

そんな感じの、二人との出会いがあった日でした。

晩御飯は、仏心寺に宿泊している台湾のお坊さんが、台湾に一回も行ったことがないと言ったら
「ご飯を作ってあげる」と晩御飯を作ってくれました。

「食材があまり揃ってないから美味しいかわからない」と言いながらも、
たくさんの野菜と漢方薬みたいなものが入ったお鍋と、台湾のライス、
そして、大豆を粉にして練って乾燥させ作った〈さきイカ〉のようなものを食べさせてくれました。
これは、お肉の代わりみたいです。

味は文句なしの美味しさでした。
野菜の鍋は、野菜の甘さがでていて、その中に漢方薬独特の苦さのようなものを感じました。
そこに、大豆を練って作ったものを混ぜて食べると、
それがお肉のような味になって益々おいしさが増しました。
ご飯は、タイ米と日本のお米の間のような味で、独特な感じでした。

台湾の僧侶二人と、女性一人、四人で食卓を囲むのは、
一人で来ている僕には大変賑やかで楽しい時間でした。
「僧侶二人いるが、彼女には頭が上がらない。彼女が私たちのボスだ」と
冗談が飛び交い笑いながらご飯をいただきました。
そして、「台湾に家族でおいでよ!案内するし、
もっともっとおいしい台湾料理をご馳走するから」と。

国が違っても、同じ僧侶として一緒にご飯を囲むことができ、そして歓迎してくれる。
インドにいながら、このようにしていろんな国の人と交流ができ、
みんなで笑いながら安心してインド料理ではなく、自分たちの国のご飯を食べることができるのは、
本当に仏心寺があるからだと思う。
日本の僧侶も、もっとこの場所に来て、お参りをしたり、インドの生活を見てほしいと思う。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)