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2010仏心寺駐在2.15

今、インドは咳がよく出る風邪がはやっています。
そして、咳をしていても関係なくみんな集まるから
どんどん広がって、そこらじゅうで咳だらけ。
ただ、日に日に暖かくなり、日差しも強く昼間は暑いです。
日本とは大違いだろうな。

昨日の日記に書き忘れましたが、
インドにもバレンタインデーがあるんです。
日本のチョコレートの会社が始めたと云われるバレンタインデーが、
こうしてインドでも行われています。
ただ、チョコではなく、赤いバラを女性が男性にあげる
というのがインドの習慣みたいです。
チョコを貰ったという人もいましたが。
私の友達も女の子にバラを貰って、にやついていました。

今日は、2月15日「涅槃会」です。
インドでは15日と日は決まってなく、満月の日に行う。
誕生の日も同じで、満月の日となっている。

隣にある日本寺から招待状が届いていたので法要に参加。
インド、チベット、タイ、日本など近くのお寺のお坊さんが集まっていた。
時間は、10分ほどで、インドとタイ・チベット・日本と
三種類のお経を順番に唱えていく。
その後、「サンガダーナ」という、ご飯の振る舞いがあり法要が終わる。
タイのお坊さんが「あなたのお寺は?」と話しかけてきた。
そして、一緒に仏心寺を案内することに。
パワフルで、自分のペースでどんどん話す人でした。
本堂や子供たち、宿坊を見たあと
「お寺で100人以上僧侶を集めて法要をする。
案内を出すから来てくれ」と言われ、迷わずOK。
そして、宿坊のことで、こうしたらうまくいくから
というアイデアももらった。
この仏心寺に、日本人のお坊さんがいるというのが
少しずつ伝わっていくのはうれしいことである。

話は変わり、本日もお寺に泊っている台湾のお坊さんに
色んなことを教えてもらった。
今日は、下痢の時に飲むといいもの。
「ガブァ」という果物の木の新しく出たての葉っぱ。
それをすりつぶして何回か飲むと下痢が止まるということが、
台湾の漢方?で伝わっている。日本では木は見たことはないが。?
また、習字についても教えてもらった。
筆の運び方や、手首の使い方など。
本当に色んな事を知っていて、色んな知識もあり、
僧侶として見習わなければいけないことが沢山ある。

夜は、庭に茄子がなっていたので、買ってきた野菜とで料理し、
日本人の旅行者などが集まり5人で食事会?というか座談会?を、
お寺の屋上部分でござを引いて行った。
風も心地よく、ライトップされている「大塔」が見え眺めも最高。
そこで、ちょっと僧侶の人には聞きにくいことを聞いてもらったり、
旅の思い出などを話したりと、有意義で楽しい時間を過ごすことができた。

日本人が、遠い異国の地ブッダガヤで集まり、
ご飯を食べ話をする事が、貴重な体験であり、貴重な縁である。
この縁はやはり、お釈迦様「ブッダ」からつながっているものである。
お釈迦さまがブッダガヤで悟りを開いたことにより、
この場所にみんなが集まり、仏心寺が建ち、今こうして集まったことは
ずーっとつながっている縁である。

日本では忙しく感じにくいことだが、このようにして感じることができるのは
本当に貴重な体験である。
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