スペインの学生からのサンガダーナ
サンガダーナとは、お坊さんを招待しお布施をすることです。
サンガ = 僧侶の集まり
ダーナ = 布施
ブッダガヤでは頻繁に行われ、自分の国の僧侶だけではなく、他国の僧侶も呼んで行われ、世界中の僧侶が1カ所に集まるという特色があります。
サンガダーナが行われる時は、
電話
メール
招待状
で連絡が来ます。
前日に連絡が来る日もあれば、当日「数時間後空いている?」という形で連絡が来ることも。
昨日も例外ではなく、朝10時頃電話で、「4時からサンガダーナがあるから、来てください」と連絡がありサンガダーナへ行ってきました。
4時ちょっと前にお寺に到着すると、誰もいない。。。
呼んでくれた僧侶のみ。
サンガダーナあるあるなんですが、だいたい時間通りに始まらない。
僧侶も集まらない。。。
このあたりは、各国の習慣がでるなと毎回感じます。
僧侶も集まらない。。。
このあたりは、各国の習慣がでるなと毎回感じます。
座って水を飲みながら、参加僧侶、そして、施主さんを待つこと30分。
全員が集まりサンガダーナスタート。
今回は題名の通り、スペインの学生グループが施主となって行われました。
ブッダガヤにあるNGOの学校へ、英語を教えるために来たボランティアの学生達
年齢は15〜17歳。
年齢は15〜17歳。
仏教の聖地に来たので、ボランティアだけでなく、仏教にも触れると言うことで急遽決まった今回のサンガダーナ。
僧侶と学生が対峙して座り、まずは、学生さんが一人一人恥ずかしそうに自己紹介をしてくれました。
僧侶と学生が対峙して座り、まずは、学生さんが一人一人恥ずかしそうに自己紹介をしてくれました。
その後、一緒にローソクをともし、お線香をお供えしたあと、各国の僧侶が施主の方の為のお勤めを唱えていきます。
今回は集まった国は、インド・バングラデシュ・タイ・ラオス・ミャンマー・マレーシア・チベット・日本。
なので、チベットのお経、日本のお経、最後にパーリ語のお経の順番でお唱えが行われました。
なので、チベットのお経、日本のお経、最後にパーリ語のお経の順番でお唱えが行われました。
お経が終わると、長老のインド僧侶の法話。
ここまで約1時間ほどで、さすがに学生さん達は疲れた感じでしたが、長老の話が進んでいくと話に引き込まれるように真剣な顔に変わっていました。
「10代という若い年齢で、他社のためにボランティアをするという行為・気持ちは大変素晴らしい。
その思いをこれからも持ち続けてください。
また、ボランティアをするという流れの中で、ブッダガヤに来ることができました。
その思いをこれからも持ち続けてください。
また、ボランティアをするという流れの中で、ブッダガヤに来ることができました。
そして、そこで今仏教に出会いました。
その出会いも大切に受け止めてください。
各国の僧侶がこれだけ1カ所に集まることは大変まれであり、聖地だからこそできている。
この体験は、皆さんに撮って貴重な体験になるはずです。」
この体験は、皆さんに撮って貴重な体験になるはずです。」
と、仏教に出会ったことを強調され、「幸福とは?」という話を続けられ、「他者を思う慈悲の心の大切さ、そして、それを行動に移すことによって、他者だけでなく、自分自身も幸福になっていく」と話を終わられました。
最後は、学生さんからダーナとして、パックに入ったラッシーが僧侶全員に配られて、サンガダーナが終わりました。
布施なんでも、自分のできることをすればいいので、日本では考えられないかもしれませんが、今回はラッシーのみでした。
でも、それでもOKで、僧侶はそれを飲んで帰っていきました。

布施なんでも、自分のできることをすればいいので、日本では考えられないかもしれませんが、今回はラッシーのみでした。
でも、それでもOKで、僧侶はそれを飲んで帰っていきました。
改めて、土地の縁。
ブッダガヤが、どういう場所なのか。
そこにいることは、どういうことなのか?
縁というモノの大切さ、受け止め方を再確認しました。
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