Ullanbana Festival(盂蘭盆会)
Ullanbana Festival(盂蘭盆会)
9月5日
前回の日記に書いたサンガダーナに参加するため、マハボディーテンプルへ。
朝9時に集合なので10分前に行くと、約100人近くの僧侶が集まっていました。
祭壇には、Ullambana Festibalと書かれており、日本の盂蘭盆会の法要でした。
(招待状には書いてなかった)
メインオーガナイザーは、ベトナム、ハノイからきた信者達。
それを、ブッダガヤにいるベトナム僧侶が、準備をして行われた法要でした。
信者さんから来た僧侶への挨拶
テーラバーダのお勤め
チベットのお勤め
ベトナムのお勤め
と続き、最後は信者さんのお勤め。
そのお勤めがなんと、チベット仏教のお勤めでした。
ベトナムは、上座部仏教と大乗仏教、両方存在する唯一の国というのは知っていましたが、まさかチベット仏教のお経を唱えるとは思わず、驚きました。
法要の最後には、BTMC(大塔管理委員会)のチーフ僧侶、チャリンダバンテ(バンテとは僧侶のこと)から信者さんへ一言
「テーラバーダ仏教では、今回のUlambana chantingはありません。
ただテーラバーダ仏教では、布施をするための法要を行います。それと同じような意味だと認識しており、親の為・先立たれた人の為に法要を開き、布施行を行うことは大変重要なことです。そこで得られる徳を大切にしてください。そして、布施ができることが大変ありがたいことだと認識してください。」
といって法要の締めの言葉とされてました。
その後は、場所を移動し参加している僧侶全員に食事のダーナが行われ終了。
ブッダガヤにいていつもすごいと感じる事は、やはり布施行を熱心に行う信者さんたちの姿です。
自分の国から遠く離れたブッダガヤまできて、布施行を行う。
一番の聖地で行うことで、いつも以上に徳を積むことができ、自分の来世に繋がると言うことを心か信じて行っている姿は、見ているだけでありがたく感じます。
その気持ちを受け取り生活をしている僧侶。
自分自身がどのような気持ちで僧侶として生きていくのか。
どのようなことをしていくのか。
毎回考えさせられます。
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