これからが本番!列車の遅延。原因は?日本は数十秒早くて謝罪。。。
最近ボツボツ日本人の一人旅の方が着ていますが、この時期到着して一番はじめに聞いていることは、「時間通りこれましたか?」
4日前に来た旅人は、合計6時間が遅れ、くたくたの状態で到着しました。
実際の電車の運行状況が確認できるスマホの画面ですが、この日は7時間程遅れていました。
ブッダガヤへ来る人一人旅の大多数の人は、西側にあるヒンドゥー教の聖地「バナラシ」か東側にある大都市「コルカタ」から電車で来ます。
もちろんデリーからの飛行機やそれぞれの都市からバスでの移動する人もいますが、ほぼ90%の人は、電車で来ます。
インドに興味がある方・インドを調べたことがある方は知っている人も多いと思いますが、インドの電車はオンタイムで動くこともあれば、数時間・数十時間単位で遅れることも多々あり、よくあるわけではないですが、逆に時間より「ちょっと早く発車した」という時も聞きます。
その原因は様々ですが、一つの原因は冬になると、昼と夜の寒暖の差が激しくなる時期は、夜・朝に深い霧が発生し、その影響で電車がスピードを落として走ること!
じゃあ、なぜスピード落とすのか?
スピードを落とす理由も多々あるようですが、一番はインドの線路は自由に出入りができ、誰でも、人間だけではなく動物も線路を歩いているので、夜の見通しが悪いときは速度を落として走るそうです。
スピードを落とす理由も多々あるようですが、一番はインドの線路は自由に出入りができ、誰でも、人間だけではなく動物も線路を歩いているので、夜の見通しが悪いときは速度を落として走るそうです。
実際私も先週、線路の上を歩き、駅に止まっている貨物列車の下をくぐって、線路の反対側にでました。
正直いつ動くのか、動いたらひとたまりもないなと感じて、冷や冷やしました。。。
正直いつ動くのか、動いたらひとたまりもないなと感じて、冷や冷やしました。。。
実際の写真ですが、線路を歩くやぎ。
人が自由に出入りできるので、線路内はゴミだらけ。
3日程前、日本のニュースで「20秒早く発信して謝罪があり、海外で驚かれている」というニュースがありましたが、インドでは遅れようが謝罪はもちろんなく、逆に数時間遅れなら私は「それぐらいでよかった」と安心するぐらいです。
所変われば、考え方も一般的な感覚も変わります。
日本とインドは、正反対の部分が多く感じ、日本で当たり前が当たり前じゃないので、日々の生活の中で考えさせられることがあります。
もちろん、遅れるか遅れないのかと言われれば、オンタイムで動いてくれることが嬉しいですが、遅れようが、早く着こうが一番大切なことは、「無事つくこと」だと思います。
この当たり前の事を、忘れてしまわないようにしたいと感じます。
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