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仏心寺駐在11日目 7月19日

 学校の子供たちを見ていると、三年前は、やんちゃで言うことも全くきかなかった子供が、今では年下の子供が遊んでいるとしかったり、授業が始まる前に来ていろんなものを準備したりしているのに気付く。
それが一人だけではなく、他にもたくさんいる。

今はやんちゃで手に負えない子もいるが、その子たちもゆくゆくはそのようになっていってくれるとすごくうれしい。11日目01
11日目02


 今日は、現地の人で貧しい人のために役所に支援の申請の手続きをしたり、支給物をくばったりする仕事をしている人と話す機会があった。

 「自分も昔は貧しく学校にも行けない状態だったが、支援のおかげで学校に行くことができたので、今では、逆に貧しい人のためにと動いている。」という。

 家に行くと大量の書類を3人ぐらいでチェックしていた。
チェックしていても、電話がひっきりなしに鳴り、申請書を持った人がひっきりなしに来る。
この人達は、これらのことを全部を並行してこなしていた。

 30分ぐらい待っていて、「やっと時間ができた。」と話しだすと、すぐまた人がきて忙しくなる。

 それからずいぶん経って、やっと話をすることができた。彼は、冊子を見せてくれた。
中には、名前や家族構成、学校からどれぐらいの距離の場所にいるかなど、10項目ぐらいが細かく書かれていた。
何のチェックリストか聞くと、「家がない人のリストだ」と教えてくれた。

名前の横に番号がふってあったので、見てみると、1000以上あった。
でもそれは、この場所に登録に来た人だけの数だから、実際はもっと多いのは想像できる。

リストはそれ以外に、先天的な病気で悩んでいる人が政府の支援を受けれるようにというものもあった。

いろんな話をきいていると、「今、最も大きな問題がある。」と教えてくれた。
「若い人がお年寄りにご飯をあげない人が増えてきている」そして、
「孤児の子がたくさんいる」ということである。
そのほかにもたくさんの問題はあるみたいだが、この二つが一番の問題のようだ。


これは、仏心寺のすぐ横の村で起こっている事である。
普段歩いていても、そのような現実はわからない。
言われてやっと、そうなんだと気付く。

発展しているインドでも、私がいるブッダガヤはインドの中でも貧しい州であり、その田舎の田舎である。
そこには、政府の支援も少ししか回ってこない状況である。

やはりこの場所は、支援が必要である!
小さい事でも、私たちにできることがたくさんあると感じた。

私は、幸いにもその事を教えてくれる人と出会うことができた。
支援をしてくれるなら、やり方を教えてくれると言ってくれている。

あとは、やるかやらないか。
答えを求められた。!
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コメント

もうすぐ帰国ですね。
9月に一人の女の子とインドに行くことになりました。

ガヤにも行きます。絶対。

日記に書いていた支援の内容は一人でやるものでしょうか?
もしよければ聞かせていただけませんか?

二人とも海外に慣れていないのでむしろ邪魔になるかもしれませんが、何か出来るのなら…とも思います。


あと、以前コメントしましたが返事を書き込んでいただけました?笑
同じ記事にもう一つコメントがあるのですが、そちらは管理人だけが見れる設定になっていて読めないので、

もし返事を書いてくださったなら読みたいな-と思って!笑

No title

こんにちわ。
コメントの返事遅くなってごめんなさい!!

前のコメント読んだけど、京都の知り合いが多くて、誰かなって迷ってましたw
ごめんなさい><

これでやっとわかりました!
9月もまだまだ暑いから、暑さ対策には気をつけて、移動とかむりしないでくださいね。
少しでも疲れを感じたら、休む!それがインドの旅の鉄則。
あせらずなすがままに。

支援のことは、また直接メールで送りますよ^^

日本も熱いけど、それ以上にインドの暑さは曲者で、今でも体が大変熱い。。
だから外でてもインドより涼しく感じる。。

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