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仏心寺 駐在15日目 7月23日

 現地の支援をしているインド人の人とまた会ってきた。
前回に続き現地の状況を聞き、いろいろな課題や問題点を聞いた。

その中で、高校ぐらいまでの教育までは受けたが、それ以上はお金が払えないから学校にいけない子がいるということを教えてもらった。

リナという19歳の女の子。
お父さんはリキシャー(自転車のタクシー)に乗っている。
リキシャーの稼ぎは、日によって変わるが、大変少ない。
なので、上の学校に行くためのお金(日本円で5000円ぐらい)は当然出せない。
(大学は場所によって違うが、リナが行きたい学校は、年間に上記の金額+教科書代がいる)
それでも、勉強したいから、少しずつお金を貯め、少しまとまったらコンピューターの勉強を受けたり、学校を自分で開いて25人の子供に勉強を教えたりしているという。

話をしている場所に呼んでもらい、会って話をすることに。
恥ずかしそうにやってきた。、勉強がしたいなどの話を聞く。
「今日友達が一緒に学校の登録をしに行こうって来たけど、私はお金がないからと断った」という。
大変さみしそうな顔で下を向きながら話をしていた。

お父さんも一緒に来ていて、できるなら子供に勉強をさせたいと言う。

今インドでは学歴が大切になってきていて、結婚の時に女の子の最終学歴を聞くらしい。
あまり勉強していない人とは結婚しない傾向があるらしい。

話を聞いていて、その子の思いやお父さんの思いを強く感じた。仏心寺として支援をしていくことが出来ればと感じた。

その後、ソヌという目がかすかにしか見えない子に会いに行くことに。両親は亡くなっていて、おばあちゃんが少ない稼ぎで面倒見ているらしい。

仏心寺からは少し離れた村の奥の方に家はあった。私が家に着いた時、お祈りに行っていて留守だった。
おばあちゃんが居たので話を聞いた。
家にはだれも稼ぐ人がいない。
おばあちゃんは、牛の糞を壁に貼り付けて、それを乾かして売った少ないお金で生活をしている。
また、目の治療のための薬が毎月500ルピー(1000円)かかる。
(このお金は、紹介してくれた人が支援をしている)
家は壊れ雨漏りがしているが、それを直すお金もない。
ソヌだけが、働ける年齢だが、目があまり見えないから働けない。


家というより、あまやどりをするような場所だった。
話を聞いていると、近くに住んでいる親戚も集まって来て、どうしていいのか分からないと、涙を流しながら話をしてくれた。

話を聞いていると、お祈りからソヌが帰ってきた。
目は曇った様に白色になっていて、近づくと黒目がかろうじてわかる程度だ。
物を見るときは、くっつきそうになるぐらいの距離で見ている。
ただ、印象的だったのは話を聞いている間も、ずっと笑顔だったということである。

でも、おばあちゃんはどうか助けてほしいと泣きながら訴えていた。

正直インドでお金がないからほしいという人はたくさん会ったが、泣きながら訴えられたのは初めてであった。
帰り際に、家を直すためのお金300ルピー(600円)を渡した。

帰り道、「月々500ルピーを支援出来るよう考えます。」ということを案内してくれた人にを伝えた。
その人は、自分のことのように喜んで、バイクを道のど真ん中に止めて本当にありがとうと手を握りながら言ってくれた。


今日は私にとって、一つも二つも進んだ一日になった。
なかなか見えないインドの現状を教えてくれる人ができ、ヘルプをしてくれる人ができた。

仏心寺は、お寺である。
みんなの支え(寄付)で成り立つお寺であるが、みんなを支えるためのお寺でもある。
もっともっと、みんなを支えることの出来るお寺にしたいと強く思った。
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