fc2ブログ

仏心寺駐在13日目

今日は、朝起きて、すぐに電話(インドの携帯)がなった。
日本人で、二年間インドに居た人が、今インドにきていて、
「一緒に、チベットレストランにご飯行かないですか?」
というお誘い。

この方は、私が日記でおいしいと言っている「モモ」が大好きな人です。
お昼ご飯を他の人と食べるんだけど、一緒に食べようというお誘い。
断る理由もなく、即OK。

レストランに着くと、メニューも見ずそのまま注文表に注文を書く。
(インドのレストランでは、ちゃんとしたところは注文を聞きに来るスタイルで、少し安いところになると、紙とメニューを渡されて、自分で注文を書いて渡すスタイルである。)
チベットレストランメニュー

湯気を上げた蒸したての「モモ」が来た。一口ほおばると肉汁があふれてくる。
何度もいうが、この味はインドでは味わえない貴重な味。楽しみ?の一つである。
チベットレストラン モモ

食べながら、ブダガヤのことや日本のことをお話する。
ブダガヤにいると、日本語が堪能なインド人がたくさんいるが、やはり日本人と日本語でゆっくりしゃべる時間は、落ち着くひと時である。

何回もインドに来て、長期で泊まる程インドが好きでも、やはり生まれ育った国は恋しい。
ただ、インドも楽しく、充実しているので、インドもいい国である。

夜は、お世話になっているインド人とご飯。
食事をしていると、友人の商売仲間が来て、一緒にご飯を食べることに。

軽い挨拶から始まり、手相占いをしてもらい、その後はお酒が回ってきたのか熱いトークが始まった。

ヒンドゥー教と仏教の関係や、今の仏教はインドでは新仏教にあたるとか、二つの宗教は違うようで同じであるとか、幸せについて、お金について、自殺について、インド人についてなど、酔いながらだが興味深い話であった.

最後は、「お金は死んだらもっていかれないから、ここで使っていこう。!」
と商売の話になってちょっと残念。

まだまだカーストが残っているインド。
そして、日本以上に貧富の差が激しいインド。

その中で生活しているインド人は、貧しくても楽しそうに生活して、貧しい人は貧しいなりに一日をがんばって生きている。
(貧しいから、辛いからといって自殺する人は、あまりいないという。)

これだけをみていると一見ものすごくよく見えるインド。
ただ、その中で見え隠れする人々のいろいろな不満。
まだまだ、インドの底は見えません。

いろいろ考えさせられる一日でした。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)