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2010.12.08

本日は、お隣の日本寺で成道会という大きな法要がありました。
12月8日は、お釈迦さまが悟りを開かれた日です。
この、ブダガヤの地でです。
2500年前に悟りを開かれ、それが今まで継承されていることに、想像を絶します。

世界中の人たちが、熱心にお祈りをして信じ、心のよりどころにしている。
それは、お釈迦さまも大変喜んでいるはずです。
日本では廃れてきている仏教。でも、日本を出ればたくさんの国の人達が信仰している。

話は法要に戻します。僧侶として法要への招待を受けたので、参加してきました。
法要には、チベット・タイやインドの僧・もちろん日本の僧侶も参列しました。
日本の僧侶は、駐在の僧と日本から来られた僧がおられました。

お勤めは、それぞれの国の僧侶が順番に行い、最後に日本が行い終了。
言語やお勤めの仕方は全く違います。
それでも、皆が一緒に手を合わせてお祈りをしていました。

違う部分があっても、僧侶として一緒に並び一緒に手を合わせる。
変なこだわりをもたず、お経だから同じ僧侶だから、それで良いのだと感じました。
これは、一つの平和の象徴であるとも実感しました。
そして、その中に居れたことは大変貴重な体験でありました。

法要の後は、サンガダーナといって、食事がふるまわれて終了です。

日本では見かけない法要の形ですが、国などにこだわらず、
仏教徒として同じように手を合わせるということが、
本当に大切だと実感しました。
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