マハボディーテンプルの,菩提樹が折れました。

ブッダガヤの象徴、マハボディーテンプル

別名、大菩提寺


菩提樹の下で悟りを開いたという話は、知っている方も多いと思いますが、今も菩提樹が大切にされており、一本だけではなく、塔の周りにもたくさんあります。(何度も枯れたりしているので、その時代の木ではないですが)




昨晩、マハボディーテンプルにお参りに行くと、なにやら騒々しい雰囲気。

近づいてみると、菩提樹が半分に避けて倒れていました。

倒れたのは、メインの木ではなく、塔に向かって右側にある巨木。


塔側の半分がさけ、等に向かって倒れていました。


IMG_3879.jpg 

IMG_3880.jpg


IMG_3881.jpg



幸い塔にはダメージはないようでしたが、木の周りにあるストゥーパと呼ばれる人間の身長の二倍ぐらいのモノに直撃しており、押しつぶされた感じで壊れていました。

あともう少し木が大きく成長していたら、塔へのダメージもあったともいますが、不幸中の幸いです。

また、けが人もでず、これがもしシーズンの出来事だったら、人がたくさんいたときに起こっていたらと思うと、ゾッとします。。。


周りでは僧侶や仏教徒が集まり、折れた木の葉っぱや枝をもらって、それぞれのお寺に持って帰っていました。


日本でも、自然災害で大変になっているとニュースで見ています。

自然の怖さ、すごさ、偉大さを感じずには入れない今日この頃。

比較的思い通りになるようになってきた時代かもしれませんが、それ以上に自然は人間の力が及ばない、思い通りにならないものんだんと思います。

だからこそ、祈るという行為が大切であり、人間のできる最大限のことなのかと思います。



ダライラマ法王、82歳誕生日サンガダーナ

日本では大変な大雨、そして、災害が起こっている事をニュースで見ております。
大変な災害の写真、情報を見ていると、自然の怖さを感じます。

まず、災害で命をなくされた方のご冥福をお祈りします。


7月6日。
今日は、ダライラマ法王の82歳誕生日。

th_20170706-IMG_8381.jpg 



ダライラマ法王は、ゲルク派の最高位

1935年、チベットアムド地方に生まれた。
4歳の時に、ダライラマ14世に認定。

1959年に、チベットからインドへ亡命
1989年には、ノーベル賞受賞


今年1月には、ブッダガヤで、ダライラマ法王カーラチャクラという大法要が行われ、世界中から10数万人が集まり、世界中の方々がチベット仏教・ダライラマ法王に注目していることがうかがえます。

当日の様子
http://bodhgaya.moo.jp/ryosho/?p=717




昨日は、ダライラマ法王誕生日を祝うサンガダーナが行われました。
場所は、お寺ではなくチベット亡命政府が運営する「Mahayana Hotel」

th_20170706-GOPR5446.jpg 


th_20170706-IMG_8382.jpg 

th_20170706-IMG_8340.jpg 


食事なども振る舞われるので、ホテルのロビーで祭壇をもうけて行われました。

集まった僧侶は、100名弱。

th_20170706-IMG_8348.jpg 


th_20170706-IMG_8357.jpg 





両側に分かれて座り、パーリ語のお勤め・チベット語のお勤めを順番に唱えて、最後は食事のダーナ。

誕生日ケーキも用意され、お経をお唱えながらケーキにナイフを入れる僧侶の姿は、大変不思議な光景です。


th_20170706-IMG_8366.jpg 


th_20170706-IMG_8377.jpg 



が、なんにしろ、たくさんの方にお祝いされるダライラマ法王の影響力を感じます。

そして、誕生日だから祝ってもらうだけではなく、誕生日だからお布施をするという考え方の大切さも感じました。



雨降って、気温が下がり、人間も虫も?大喜び

雨が降り始めたブッダガヤ。


待ちに待った雨です。


雨が降り始めてから、一気に虫の声が増え大きくなり、そして、蚊や小さい虫も増えました。
夜はカエルの大合唱。

人間だけじゃなく、虫も雨を待っていた?




雨のお陰で、気温も大変快適です。

30度をきるぐらいじゃないか

もしかすると、日本の方が暑いんじゃないかな?


ただ振り方が日本のゲリラ豪雨のよう。
雷が地響きのように鳴り続け、一気に降ります
そして、仏心寺内は川になり、池に。


動画でご覧ください。







今までなかなか降らなかった雨で、いつになるかいつになるか、地元の人は待ちわびており、暑さにずっと耐えていた感じでした。



エアコンを持っている家は一部。

そして、停電も多い。

レンガ造りの家は、強い日光で照らされ家の中はサウナ状態。



大変つらい環境の中で生活しており、この暑さの解決方法は、雨のみ。

思い通りにならないのが当たり前ですが、思い通りにしたいのが人間。


でも、望んだからふるものでもなく、できることは、ただ待つのみ。

そして、祈るのみ。



ブッダガヤで生活をしていると、祈る行為がどういうことなのか体感します。


大切さ、そして人間の心はそのようにできている。

自然と祈ってしまい、最後にできる手段のように感じています。

そのような心に気づき、考えるようになったのは、はやり初めてインドに来たときです。


普段の当たり前(日本にいるときの当たり前)が、当たり前じゃなくなった時、今まで気づかなかった、気にしなかった事に気づきます。


体感するという学びを感じるインド生活です。

YMCAミーティング。人と人の距離感がすごく近い!

前回は、サンガダーナの事を書き、様々な国の僧侶が集まっている姿を伝えましたが、宗教も超えて集まっている姿がブッダガヤにあります。


YMCAというと知っている方もいると思いますが、世界中にある団体で、キリスト教にそって様々な分野で活動する非営利団体。

Young Men's Christian Association


実は、仏心寺の真横の建物が、YMCAの建物で、会議のためのホールや宿泊施設を完備しています。
数年前から、隣の建物に看板が掲げられたのを覚えています。


昨日は知り合いのインド僧から電話で

「今から peace pujaがあるから、すぐ隣の建物に行けますか?」

と誘いがあり、一緒に行ってきました。

会場に入ると、ヒンドゥー教のバラモンやイスラム教の大学教授、仏教の僧侶などが10人ほど集まって待っている状態。

インドでよくある、開始時間を超えても始まらない、そして、いつになったら始まるかわからない状態です。(実際1時間待ちました。。。)


ぞろぞろと集まってきて、多くはキリスト教の方々。
そして、インド人以外は私のみ。

もしかしてと思ったら、やはりヒンドゥー語での演説が始まってしまいました。
ヒンドゥー語がちゃんとわかるわけではないので、所々言っている言葉はわかりますが、細かいにニュアンスは。。。

内容としては、イスラム教の教授が、「イスラム教の平和について」話しており、中には、数日前のブログで書いたイードについてや、タージマハルの話もでてきていました。

今回が第1回目のようで、これから回を重ねて他の宗教の人達とのミーティングを増やしていくと、主催者が言っていました。



ただ、演説中気になったのが、写真撮影。


th_IMG_3847.jpg 


日本でしたら、話している人の近くに寄ることはあまりないと思います。
近寄るといっても、ある程度の距離があると思いますが、インドは違います。


th_IMG_3849.jpg 


写真のように、ものすごく近い距離でじっくり構図を決めて写真撮影。

しかも、ズーム付きのカメラで。。。





この辺はなんというか、どういう感覚か理解できないですが、細かいことは気にしないインド人らしいいです。


そして、これがインド人の人と人の距離感?なのかとも感じました。
これだけ近くてもお互い気にならないというのは、普段からこのような距離感で人と人が接していると考えると納得できます。


ただ、あまりにも次々真剣にこの距離で写真を撮っていくので、面白く笑ってしまいそうに。


所変われば、失礼というか礼儀の感覚は、これだけ違うと言うことを実感します。

でも、このように様々な感覚を文字や映像でなく、実際目の前で生でみて体感できることは、様々な考え方・目線を身につけるいいきっかけになると思い、ありがたく感じます。


仏心寺でも、サンガダーナ。7カ国の僧侶が集合

6月30日、仏心寺でサンガダーナを行いました。


サンガダーナをするには、施主が必要になります。
お寺・ブッダガヤに来た信者さん・グループなど、様々な施主がいますが、今回は、ブッダ・仏教が好きで仏跡を旅している日本の28代後半の女性が施主となって、仏心寺の本堂で行いました。


前回のブログに書いた、サンガダーナの話をその方に、誰でも施主となり自分の為・家族の為などお経をあげてもらること、お布施も自分ができる範囲でOKということを話していたら、是非出発前に行いたいと言うことになり、急遽セッティングしました。


前日に決まったことですが、一件ずつお寺を回り「明日(6月30日)9時から、仏心寺で行いますから来てください」とお声がけして回ると、どのお寺の僧侶も笑顔でOKと引き受けてくれてくれました。


今回お声かけした僧侶は、全部で9人(私入れると10人)

インド
バングラデシュ
タイ
チベット
ブータン
ベトナム
日本

これだけの国の方が前日の声かけで集まるのは、ブッダガヤの特徴だと思います。


お願いした9時前になると、少しずつ各国の僧侶が仏心寺に集まりだし、声がけした僧侶同士もよく知っている僧侶同士なので、話をしながら全員そろうのを待ちます。

th_20170630-IMG_8149.jpg 


その中で話をしていると、日本の若者の宗教の話になり、

「日本の若者は、仏教を信じないのか?じゃあ、どの宗教を信じているんだ?」

とタイの僧侶から質問がでました。

「仏教を信じていない」=「無宗教」

とは結びつかず、何か別の宗教を信じているのが前提という考え方が、少し日本とは違うようにかんじました。


そこで私は一言

「宗教はこれ!」

とって、スマホを出して指さしたら、僧侶全員が一致して、

「Google teacher」

といって爆笑をしてました。


その後本堂に移動。

まず、一人一人お線香を本尊様にお供えしてもらったあと、各国僧侶一列に並んでもらい順番に読経。


パーリ語のお経(インド、バングラデシュ、タイ)

チベット語のお経(チベット、ブータン)

ベトナム語のお経(ベトナム尼僧)

日本語のお経(日本尼僧)


th_20170630-IMG_8165.jpg 


それぞれ違った雰囲気のお勤めで、一つの場所でこれだけのお経を聞くことができるのはブッダガヤの特徴です。

その後、施主の女性が僧侶一人一人に、お布施とお水を、直接手で渡すのではなく、僧侶の前に置いてダーナしていきます。(国によって直接手渡しはダメだという国もあるので、その国の習慣に準じて)

そして、年長の僧侶の方から少し法話。

「仏教での幸せとは何か。
 外面的な部分にとらわれないで、内面に目を向けること。
 今生まれてきたことには、意味がある・すべきことがある。」


th_20170630-IMG_8173.jpg 


10分ほどの法話。

最後は、施主の女性が僧侶に対し、三礼して終了。


お勤めが始まると同時に停電が起こり、扇風機がとまってしまい、窓がない本堂はサウナのような状態の中でのお勤めは、大変もうしわけなかったですが、嫌な顔せず、笑顔で帰って行かれる僧侶の方々には、ありがたいです。
そして、なによりダーナ(布施)をする機会をくださったことへ、感謝の一言です。


施主の女性自身、様々な悩み・迷いがあっての仏教の聖地を回っていたので、少しでもその悩み・迷いが軽くなることを祈っております。

なにより、自分の為を思ってくれる人達、祈ってくれる人達がいて、どのような道を進もうが後押しをしてくれることを忘れないで欲しいと感じる、サンガダーナでした。



th_20170630-IMG_8182.jpg 



観光だけでなく、サンガダーナなどに興味がある方は、お声がけください。